あるブログ読者様からのメッセージ | マニラではたらく社長のブログ

あるブログ読者様からのメッセージ

小生のしがないブログを読んでくださっている、
ある読者さんから、Eメールでこんなメッセージを頂いた。

ある学生さんですが、教育実習の場所で体験したことらしい。


9月の始めに教育実習に一週間いってきました。授業中、教科書を開いていない子がいたので私は、「教科書を開いて、ノートに書かないといけないよ」と注意しました。授業後、先生にこのことをお話しすると、「ああ、いつものことだから」と軽く受け流されてしまいました。教育というものは、このようなものでしょうか。
 
教えるということは、簡単ではないことは重々承知しています。
膝を生徒と突き合わせて、正面から向かっていかないと生徒はこちらを向いてくれません。全力で向かわないと誠意が伝わらないのです。
 
学校という、大きな組織の中で教職員はマスで物事を見ているように思いました。機械的に授業をこなしているだけのように見受けられます。今回、免許更新制にしようという法改正が行われようとしています。私はこれに賛成です。もっと個人を見ることの出来る教育.透明性の有る教育界になってほしいなと思います。


また、私が愛読しているブログで現役の高校教師の方が
いらっしゃいますが、丁度今日の記事で、
似たような見解を述べられていました。

一部抜粋 (スイマセン、勝手に抜粋して・・・ガーン

私は、そういう冷めた教師、夢を語らない教師達に真っ向勝負をしています。

熱いハート大好き!悩む子どもほど強くなれる!嬉しいときはおもいっきり喜びを爆発し、悲しいときは心から泣く!人間はそういう風に「想い」をつないできました。

熱血教師は昔の遺物ではありません。まさに、これから必用な人材です。

私たち、大人が「熱く」生きましょう!大人が熱く、必死に生きている姿は必ず子供たちの心に届きます。

私も、子どもに「そんなに熱くならなくても」とか、なんとも不吉な笑いしかしない子どもに出会ったこともあります。でも、最終的にはその子供たちも「ありがとう」と言ってくれて卒業していきます。教育は熱意です。


座右の銘の一つ

『想いは伝わる、情熱は人の心を動かす、夢は諦めない限り必ず叶う!」


熱く生きましょう!私たち大人が・・・・・




全文はココに ダウン

http://ameblo.jp/international-tourism/entry-10017682899.html


両名のメッセージ本当に素晴らしいですよね。

思わず感動してしまいました。


私は教育者ではないし、自分は一生懸命勉強した方ではないので、
こういった方々の素晴らしいメッセージに対して、議論できる、
知識も見解も持ち合わせてはいません。

ただ、たまたま今の仕事柄、
フィリピンという日本とは違った世界の教育界というものを
見る機会を得ています。

どちらが良いなどというほどの見識は持ち合わせては
いません。


日本の教育制度はシステマティックで確かに
優れていると思いますし、それが今の強い日本を作る
原動力になっていると思います。

それは小さい頃からテスト→受験という習慣の中で
叩き込まれた、「競争心」というものが、潜在的に勝負強い日本、
経済競争力のある日本を作っているのだろうと思う。

ただ、その傍らで、どこかに歪みが生じてしまっている、
ドライになりすぎてしまっている部分がある。

競争に疲れた子供、競争に敗れた子供、
競争に心を壊された子供

イジメや、少年犯罪の引き金となってしまっている
のではないかと思ってしまう。

そして引きこもってしまった少年が大人になり、
また陰湿な犯罪者となってしまう。

今の日本の社会構造だとおそらくこの潜在的な
問題は絶対になくならないだろうと思う。


私に言わせれば、社会人になって最も役に立つもの、
最も企業が必要とするものは、学歴や資格などではない。

豊かな気持ちと心で人と接することの出来る人間性。

これ以上重要な要素はない。
営業でも、内勤でも、管理者でも、大事なのは「心」を
持ち合わせているかどうか、これが大変大事なのだ。

今の日本の教育構造が、果たして、この要素を
育成するような教育システムになっているか?

完全にはてなマークですよね。。。