1週間。
早いのか長いのか。
充電気にせずケータイ使えるので、ゆっくりブログ書いてみます。
あ、もちろん節電意識!!!
3月11日。
午後の診療始まって
すぐ
地震が起きて
避難して
雪が降ってきて
家に帰ってきて。
津波が来てた事なんて
いつ知ったんだっけ。
星がとてもきれいで。
現実味がないまま
汚いストーブを炊いて
暗い部屋でみんなで寝て。
朝になって
やっぱり夢じゃないって
分かってるけど
実感がなくて。
津波はうちのすぐそばまで来てた。
チャリで5分も行くと通行止め。
ラジオで何度も聞いた
『仙台市若林区荒浜に2~300人の遺体』
この先にあるなんて今でも考えたくない
怖くて地元の友だちに連絡取れなかった
1日中サイレンがなってて
何度も津波警報が出て
避難して。
いつ起こるか分からない恐怖。
実際に津波に遭った人の精神状態なんて計り知れない。
逃げたい。
ガソリンがない。
そして原発。
わたしは無知で、
正しい知識もない。
浅はかだが、『怖い』と思った。
私は運良く家がある。家族も無事。
こーゆー時、『運』ってゆー言葉だと適切ではないのかな。 なんてゆえばいいのかな。
心配して家を訪ねてくれる地区の人々。
食べ物持ってきてくれた。
自分たちだって余裕ないだろうに。
人ってこんなに優しいんだって驚いた。
それなのに
うちのばーちゃんは
『ラーメン飽きた。ご飯飽きた。冷たい。 まともな物食わせてもらってない。』
とぐちる。
年寄りはよく喋る。
どうせ喋るなら前向きな事ゆえよ。
と思う。
思ってしまった。
ヒステリーな母親。
ため息ばかりつく父親。
神経質な妹。
…こんな私。
配給を貰いに行けば
中学生の子が配ってくれてる。
あたしは何をしてるんだろう
気持ちの整理ができない。
たくさんの人からの
。
どこも怖かったはず。
本当に色んな人から。
充電ないし、電波ないし、中々連絡できなくてごめんね。
本当に励みになってる。
色んな国からの
励ましや支援。
内戦中の国からも。
国ってこんなに優しいんだ。
有名人含め多数の義援金。
こんなに支援の思いを持つ人がいるんだ。
福島原発に危険を顧みず志願した男性の話や
3DS買うために貯めてたお金を募金してくれた子の話とか
非難所で小学生の女の子が、小さい子が寒くて可哀想って思いやっていたり
気仙沼で被災したおじいちゃんが、都内の孫に大学の入学金はちゃんと用意してあげたいと、変わり果てた町の中で銀行を探してる記事を読んで
他にも いっぱい いっぱい
人はこんなにも優しいものなんだと
こんなにも思いやれるものなんだと
笑顔で『みんな買い占めてるからつい』という人間の行動
義援金詐欺や物取りが起きてることも悲しいけど事実で
それでも海外から称賛された日本人の忍耐強さと秩序立った行動を信じたいし
石原都知事の『天罰』発言はやっぱり謝罪されようと許しがたいけど
許しがたいといえば
一切スタッフの安否も心配も報告もしてくれないうちの院長もだけど
地震の時、患者さんそっちのけでなぜかパソコンを守ってたくらいだからな…
募金してくれるたくさんの人々
節電に協力してくれるたくさんの人々
おちまさとさんもいう『不謹慎』のラインに悩みながら過ごすたくさんの人々
たくさんの人が色んな形で胸を痛め、被災者を救おうと思ってくれている。
もうずーっと働いてる
警察
消防隊
自衛隊
医療従事者の方々。
危険を顧みず原発で働いてる方々
批判はされてるけれども政府の人だって
大事な大事な物資を運んでくれるドライバーの方々
寒い雪の中遅くまで復旧作業に取り組む電力会社や道路工事の方々
みんなに少しでも物資が行くようにと商品を掻き集めて売る店員さん達
ライフラインが途絶えてる中で情報を教えてくれる新聞記者やテレビ、ラジオ局の方々
今、書いてて気付いた。
本当にたくさんの人が働いてる。
まだまだたくさん。先生カウンセラーボランティア… 飲食店だって。あたしが知らないだけでたくさんの人が。
みんな自分の事で大変なはずなのに。
頑張ってる。
いつも頑張ってるけど、それ以上に。
体力的にも精神的にもぎりぎりかもしれない。
忙しくしてる事で気が紛れてるのかもしれない。
みんなすごいよ。
今、あたしに出来る事は何だろう。
まだ、答えは出ない。
けど
いち被災者として忘れちゃいけない。
人間はすぐ慣れてしまうから。
もちろん前を向くんだけど、風化させてはいけない。
まだまだたくさん大変。
できる事、探していきます。
今日の日記で自分の意見をまとめた訳ではないよ。
あたしは良くも悪くも物事を受け流す癖があるから、自分の出来る範囲で気持ちを述べてみた。
幸せな事に心配してくれてる人がたくさんいるから。
あたしのために涙を流してくれる人がいるから。
しっかり生きていくよと
経過報告です。
まだまだ続くので、これからも付き合ってね。
震災、津波により亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
大切な人や家を失った方々の傷が1日でも早く癒えるように
1日も早い復興を願っています。
人は誰かの為にと思うと
信じられないくらい
頑張れるんだって。
素敵。
被災者のために。
被災者を支援してくれる人のために。
私たち、
この子たちの未来のために。

早いのか長いのか。
充電気にせずケータイ使えるので、ゆっくりブログ書いてみます。
あ、もちろん節電意識!!!
3月11日。
午後の診療始まって
すぐ
地震が起きて
避難して
雪が降ってきて
家に帰ってきて。
津波が来てた事なんて
いつ知ったんだっけ。
星がとてもきれいで。
現実味がないまま
汚いストーブを炊いて
暗い部屋でみんなで寝て。
朝になって
やっぱり夢じゃないって
分かってるけど
実感がなくて。
津波はうちのすぐそばまで来てた。
チャリで5分も行くと通行止め。
ラジオで何度も聞いた
『仙台市若林区荒浜に2~300人の遺体』
この先にあるなんて今でも考えたくない
怖くて地元の友だちに連絡取れなかった
1日中サイレンがなってて
何度も津波警報が出て
避難して。
いつ起こるか分からない恐怖。
実際に津波に遭った人の精神状態なんて計り知れない。
逃げたい。
ガソリンがない。
そして原発。
わたしは無知で、
正しい知識もない。
浅はかだが、『怖い』と思った。
私は運良く家がある。家族も無事。
こーゆー時、『運』ってゆー言葉だと適切ではないのかな。 なんてゆえばいいのかな。
心配して家を訪ねてくれる地区の人々。
食べ物持ってきてくれた。
自分たちだって余裕ないだろうに。
人ってこんなに優しいんだって驚いた。
それなのに
うちのばーちゃんは
『ラーメン飽きた。ご飯飽きた。冷たい。 まともな物食わせてもらってない。』
とぐちる。
年寄りはよく喋る。
どうせ喋るなら前向きな事ゆえよ。
と思う。
思ってしまった。
ヒステリーな母親。
ため息ばかりつく父親。
神経質な妹。
…こんな私。
配給を貰いに行けば
中学生の子が配ってくれてる。
あたしは何をしてるんだろう
気持ちの整理ができない。
たくさんの人からの

どこも怖かったはず。
本当に色んな人から。
充電ないし、電波ないし、中々連絡できなくてごめんね。
本当に励みになってる。
色んな国からの
励ましや支援。
内戦中の国からも。
国ってこんなに優しいんだ。
有名人含め多数の義援金。
こんなに支援の思いを持つ人がいるんだ。
福島原発に危険を顧みず志願した男性の話や
3DS買うために貯めてたお金を募金してくれた子の話とか
非難所で小学生の女の子が、小さい子が寒くて可哀想って思いやっていたり
気仙沼で被災したおじいちゃんが、都内の孫に大学の入学金はちゃんと用意してあげたいと、変わり果てた町の中で銀行を探してる記事を読んで
他にも いっぱい いっぱい
人はこんなにも優しいものなんだと
こんなにも思いやれるものなんだと
笑顔で『みんな買い占めてるからつい』という人間の行動
義援金詐欺や物取りが起きてることも悲しいけど事実で
それでも海外から称賛された日本人の忍耐強さと秩序立った行動を信じたいし
石原都知事の『天罰』発言はやっぱり謝罪されようと許しがたいけど
許しがたいといえば
一切スタッフの安否も心配も報告もしてくれないうちの院長もだけど
地震の時、患者さんそっちのけでなぜかパソコンを守ってたくらいだからな…
募金してくれるたくさんの人々
節電に協力してくれるたくさんの人々
おちまさとさんもいう『不謹慎』のラインに悩みながら過ごすたくさんの人々
たくさんの人が色んな形で胸を痛め、被災者を救おうと思ってくれている。
もうずーっと働いてる
警察
消防隊
自衛隊
医療従事者の方々。
危険を顧みず原発で働いてる方々
批判はされてるけれども政府の人だって
大事な大事な物資を運んでくれるドライバーの方々
寒い雪の中遅くまで復旧作業に取り組む電力会社や道路工事の方々
みんなに少しでも物資が行くようにと商品を掻き集めて売る店員さん達
ライフラインが途絶えてる中で情報を教えてくれる新聞記者やテレビ、ラジオ局の方々
今、書いてて気付いた。
本当にたくさんの人が働いてる。
まだまだたくさん。先生カウンセラーボランティア… 飲食店だって。あたしが知らないだけでたくさんの人が。
みんな自分の事で大変なはずなのに。
頑張ってる。
いつも頑張ってるけど、それ以上に。
体力的にも精神的にもぎりぎりかもしれない。
忙しくしてる事で気が紛れてるのかもしれない。
みんなすごいよ。
今、あたしに出来る事は何だろう。
まだ、答えは出ない。
けど
いち被災者として忘れちゃいけない。
人間はすぐ慣れてしまうから。
もちろん前を向くんだけど、風化させてはいけない。
まだまだたくさん大変。
できる事、探していきます。
今日の日記で自分の意見をまとめた訳ではないよ。
あたしは良くも悪くも物事を受け流す癖があるから、自分の出来る範囲で気持ちを述べてみた。
幸せな事に心配してくれてる人がたくさんいるから。
あたしのために涙を流してくれる人がいるから。
しっかり生きていくよと
経過報告です。
まだまだ続くので、これからも付き合ってね。
震災、津波により亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
大切な人や家を失った方々の傷が1日でも早く癒えるように
1日も早い復興を願っています。
人は誰かの為にと思うと
信じられないくらい
頑張れるんだって。
素敵。
被災者のために。
被災者を支援してくれる人のために。
私たち、
この子たちの未来のために。
