「そだね~」は北海道弁だとは思っていなかったのですが…本当のところどうなのでしょうか?Hyukoです。

本日は、宝塚歌劇雪組全国ツアー札幌公演の大千秋楽を観劇してまいりました。
演目は、お芝居『誠の群像ー新選組流亡記ー』とショー『SUPER VOYAGER!』の二本立てです。

180415_215521_ed.jpg

会場のニトリ文化ホールは老朽化のため今年9月に閉館・取り壊しが決定していますので、銀橋での演出が観られる宝塚の札幌公演はこれで見納めです!

今回は初めてキョードー札幌の先行予約に当選し購入できたチケットでしたが、2階席でした(数年ぶりの母との観劇だったのですが、2階席は4階分の階段を上がるため足腰に相当な負担が…)。

お芝居は1997年初演のBSの舞台中継を録画し1度は見た程度。
併演のショーが好きでそちらばかり繰り返し見ており、あらすじすら記憶になかったためほぼ初見。
しかし当時は主題歌集のCDを毎年購入していたので、主題歌『誠の群像』だけは今もカラオケで歌えます。

望海風斗の土方歳三は冷徹非情な鬼副長ぶりがものすごかったです。
印象的だった場面は、土方さんの鬼ダンスと、相手役・真彩希帆のお小夜さんのご乱心…もとい、紫陽花の場面です。
他には、初演時も出演していた夏美よう(芹沢鴨)が、2階席からオペラグラスなしでもわかる貫禄と存在感でさすがでした。

ご当地ネタとしては「三方六の小割」が出てきたり、芹沢に食べたいものをねだる女性が「かに、いくら、うに、鮭、ほっき、ほっけ、にしん…」など思いつくだけ海産物を列挙してみましたというくだりがありました。
各土地ごとに、何が有名かを移動中にでも調べるんだろうな~と毎回思います(ご苦労様です…)。

ショーは昨年の公演と同じ演目で、こちらもBSの舞台中継を見て予習済み。
とはいえ、やはり生の迫力はいいですね!
2階席からというのもあり、フォーメーションの美しさなど堪能しました。

今回は特にトップコンビの安定した歌唱に酔いしれることができ、出演者が半減する全国ツアーならではのスカスカ感はなかったように思いました!

中詰はわたくしの大好きなラテンのシーン。
だいもん(望海)がラテンの最高潮のノリのまま
「千秋ぅ楽ぅ~!ぅおめどぅえとぅおぉ~!」
と叫んでいておもしろかったです(笑)。
客席と一体になった盛り上がりっぷりに、母は
「これで終わりかい?」
「終わるのかい?」
とフィナーレのパレードと勘違いしていました。
「いや、まだ…」
「まだ半分あるから…」
と、手拍子しながらの応酬は大変疲れました。

カーテンコールは計4回(うち3回は客電点灯後!)。
ご当地ジェンヌは旭川出身の娘役、潤花(じゅんはな)。
円山に「潤花(るか)」という名の日本料理店があるのですが、親戚でしょうか…?

「せっかく北海道まで来たので、1週間くらい観光して行きたいと駄々をこねております、望海風斗がご挨拶申し上げます」
と副組長に紹介されて自ら『駄々っ子VOYAGER』と名乗り笑いを誘っていましたが、土方【鬼】歳三とのギャップが何とも言えない…

挨拶が長めだっただいもん(望海)、最後のカーテンコールでは
「もう喋ることがない」
と言い(笑)、
「(銀橋のある)ここの舞台とよく似た宝塚大劇場にもぜひお越しください」
と締めていました。

あと、思い出を作りたいとのことで
「私が『全国ツアー楽しかったね!』と言いましたら、『そだね~!』とお願いします!」
まさかのー!
カーテンコールの幕が上がった時にも数名カーリングのスイープをしていたのに、あまりよくわからずすみませんでした(笑)。