宝塚観劇後の帰り道はいつも歩幅が大きくなります…すっかり男役気取り、Hyukoです。

昨日は、宝塚札幌公演の夜公演を観に行って参りました。
今年は花組で、お芝居『仮面のロマネスク』とショー『Melodia』の2本立てです。

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当初は、前売券も買いそびれてしまったし花組はライブビューイングを観に行ったばかりなのでこの公演は行かない予定でしたが…
公演3日前に何気なく検索したチケット譲渡サイトでお安く購入できたので、即決で落札!
インターネットって素晴らしい(笑)。
座席は1階の通路側だったので客席降りが超絶楽しみでしたが、アレは後方まで来ないんですね…わたくし後ろから数えた方が早い位置でしたので、あまり恩恵にあずかれませんでした。

『仮面のロマネスク』は20年ほど前の作品の再演で、当時はBSの舞台中継でのみ見ました。
今回は復習もせず臨みましたが、中盤までストーリーが頭に入ってきませんでした…復習すべきだったかも(泣)。
「あ~こんな話だった、そうだった~」
と俄然おもしろくなってきたのは、決闘のシーンあたりから(もう終盤では…)。
それまでも主演のヴァルモン:明日海りおの麗しさと、相手役メルトゥイユ:花乃まりあのアニメ声を気にさせない熱演ぶりを堪能できたので満足です。

さて、ここ数年の札幌公演はかなり昔のショーの再演が続いていたので(しかも同じ演出家の作品ばかり)、併演の『Melodia』は昨年上演されたものとあってとても新鮮でした。
プロローグから引き込まれ、特に娘役の振り付けの可愛らしさに釘付けでした。
主題歌も良かったです(作曲の西村耕次は入団前『うる星やつら』の音楽を担当していただけに、小学生の頃毎週見ていたわたくしは妙な親近感があります)。

また、全国ツアーは選抜メンバーなのに(35名)、歌の上手な人が多かった印象でした。
気になる人がチラホラいて、特にエトワールの仙名彩世の歌唱!
一発で大好きになりました(単純です)。

ところで一点苦言を呈するのですが、せっかく専科から「女大浦みずき」と呼ばれたダンスの名手・五峰亜季が出演しているのに、芝居のみでショーには出ていないなんて!
ドクターストップで踊れないとかでなければ、1場面くらい観たかった…
驚きともったいなさでいっぱいです。

今回はまたもや北海道出身者がいなかったらしく、余韻に浸らせてくれない実にあっさりしたカーテンコールでした。
トップスターの挨拶は、
「これを機に東京宝塚劇場と…」
あれ、東京が先?と思っていたら一瞬の間があった後
「…宝塚大劇場にも是非お越しください!」
と締めくくりました。
まさかの本拠地を忘れるなんて~!
疲れていたのでしょうか(笑)。

本日の千秋楽まで、皆さま本当にお疲れさまでした!