Q:ソーセージと、何を炒めたものでしょうか?
Hyukoのミステリーショッピング-2009070820060000.jpg
①大根
②かぶ
③じゃがいも



正解は、③じゃがいもでしたー。
北海道産の、表皮も中身もピンク色である「ノーザンルビー」という種類です。

店頭のPOPに書かれていたのは、
「オススメ料理→鮮やかなピンク色を活かせるお料理にどうぞ!」
具体的な料理名はなく、あまりにも漠然とした文言のみ。
ピンク色と、おおらかで優しそうなネーミングに対し、その温和な口調ながらも突き放す感じにツンデレの極意を垣間見ました。
そんなわけで、購入(笑)。

色を活かした料理か…即、煮物は却下。
この時点で頭の中ではすでに炒め物にせよとの指令が下っており、冷蔵庫内の即戦力候補がソーセージしかないというマイナス要素さえも
「ソーセージさえ入れれば何でも『ジャーマンなんとか』になるね!今日はドイツ料理ー!」
と思考はポジティブかつアグレッシブに。
じゃがいもの赤色に触発され、脳も活性化されたのでしょうか…
食育って、こういうこと?(←違います)

活性化されたわりには味付けが塩だけ(!)でしたが、
「素材が持つ旨みを存分に引き出して本来の味を歪曲することなく感じとるための、しかるべき措置なのである」
と胸を張っていられます。
ポジティブ&アグレッシブも、ここに極まれり。

さて。
半月状に薄切りにしたものの小さいフライパンで適当に調理したため、火の通り具合はバラツキのある個々の厚さに比例し見事にバラバラ。
シャキシャキ感が残る組、しっかり火が通り食欲をそそる茶褐色に色づいた組に別れました。

肝心の味は、ものすごく甘味がありました。
シャキシャキ組の方が茶褐色組よりも甘味が強く残っており、さつまいも…いや、ニンジンのグラッセと出合い頭に衝突してもはね飛ばしてしまうでしょう!
くるまはきゅうにとまれないよ!
それはそれは強烈な、食後のデザートを食べる気がしないほどの甘さでした。
甘さを活かすならサッと湯通ししてサラダにしたり、さつまいもの代用でお菓子作りもいいかもしれませんね…


甘い甘いと散々言いましたが、わたくしはどちらかというと茶褐色組の甘さ控えめなところがおいしく感じました(笑)。