Hyukoのミステリーショッピング-2009043010100000.jpg
会場に到着すると、わたくし以外の人影はなし。
同フロアにはハイソなファミリー向けのアパレルショップがあるものの、ひっそりと静まり返っています。
エスカレーターの昇降音をBGMに、優雅な貸切タイム。

係員の配置がないので、縦横無尽に会場の端から端まで精力的に動き回れます(監視カメラを気にしなければ、踊るのもいいかも…!)。
存分にシャッター音を響かせながら、激写に次ぐ激写!

入場してから30分ほど経った頃にやっと次の来場者が現れたため、それからは怪しい行動を控えておとなしく壁づたいに鑑賞します。

稽古場風景のVTRがエンドレスで映し出されているのを、しばし注目。
1時間も場内にいましたが(!)、「宝塚95年の歴史」なるコンテンツは一向に映りません。
ま、今年度の初舞台生の姿が見られたので、良しとします。

展示物は衣裳や小道具、舞台装置関連物、ポスター、写真など。

なぜか「エリザベート」のみ、あらすじや過去の公演データを詳細に展示。
それぞれの観客動員数までも…
「この組は入りが悪いな」
などと思わず邪推してしまいます。
この力の入れようは、次の大劇場公演の演目だからでしょうか。

さらに最大の「なぜ?」は、阪急電鉄発行の沿線情報誌「TOKK」の展示です。
劇団の機関誌や公演プログラムならまだわかるけれど…?
表紙を飾っていたのが将来有望な新人たち(のちのトップとなった生徒ばかり)なので、お宝といえばお宝といえよう。
67期(黒木・涼風・真矢など)から76期(純名・風花・彩輝など)の面々が表紙のものが展示されていました。
これなら、わたくしの実家にも眠っているので協力も惜しみません。一声かけてくだされば(笑)。

テイクフリーのパンフ類は、スカイステージ(CS宝塚専門チャンネル)の加入促進や公演ガイドなど。
公演チラシはなし。
物販コーナーがあれば、もっと集客があるのでは…東宝のビルなのだから、グッズ販売はキャトルレーヴ出店などいくらでも融通がききそうです。

それにしても「宝塚歌劇展2009」と銘打たれるくらいだから、毎年開催されるのでしょうか。
果たして…?
夢の世界には、このようなミステリアスな謎も欠かせない要素です(笑)。

入場無料。会期も7月5日までと長いので、何度か訪れたいと思います。
展示内容も変化があれば嬉しいですが…多くは望・み・ま・せ・ん。