真実へのナビゲーター
真砂リカです。
ご訪問ありがとうございます！
先日、
インド仏教徒の頂点に立つ日本人として有名な 佐々井 秀嶺 師の来日記念講演会に行ってきました。
彼は
インドのヒンズー教社会において差別され続けてきた人々、カースト制度の底辺にも入れないカースト外の不可触民を仏教徒に改宗させて、尊厳を持って生きることを教える活動をしています。
講演の前に
彼の半生と活動を紹介する映画が上映されました。
映画の中の彼の言動で
印象に残ったことが二つありました。
一つは
ヒンズー教から仏教徒に改宗したたくさんの（元）不可触民たちの前に立ち、仏教の教えを説いていた時の言葉でした。
彼はお腹の底から響く大きな声でこう説いていました。
前世はない、来世もない、呪い（まじない）もない！
そんなものはないから
自分を大切に尊厳を持って今を生きなさい
・・・と説いていました。
輪廻転生が信じられている仏教の教えを説いているにも関わらず、前世も来世もないと説いていたのです。
もう一つは
彼がある信者の頭を愛用の孫の手でポンポンと叩く姿と、それを見たインタビュアの質問への答えでした。
【孫の手】
背中を掻くための道具です。
インタビュアが何をしていたのかと質問すると
あの人は偏頭痛持ちでね、私が叩くと治るって言うんだよ
・・・と。
そして
インタビュアが自分も叩いてもらいたいと言うと
君には効かないよ
・・・と笑う姿。
わかりますか？
一方では呪いはない！と説きながら
呪いを信じる人にはそれを与えているのです。
これこそが真理だなと感じました。
この世にあること
この世の教え
この世の出来事
この世のものはどれも全てが
ウソなので
そんなことに
踊らされることなく
とらわれることなく
ただ幸せになりなさい
・・・と。
つまり
本当に
どうでもいいと思うのです。
幸せなら
なんだっていいと思うのです。
だから
本当に
ただ
幸せを選択して生きたら良いのだと思います。
シンプルに・・・。
真砂 リカ
＊佐々井さんについての詳細は下記リンク先のwikiをご覧ください
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