探求の終わりの始まり | ひかりのせんたく : ミラクルライフ

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何年か前に、ご縁を頂いて東京で開催されたホ・オポノポノのワークショップに参加したことがありました。
二日間のワークショップの1日目のお昼休み、近くの席に座っていたお互い初対面の7-8人で一緒にランチを食べようということになりました。
会場を出て歩いていると、信号待ちである女性と二人きりになりました。
信号が青になり、前を歩いている他の人たちにはすぐに追いつけそうな距離だったにもかかわらず、その女性は「はぐれちゃったから二人で行きましょうか」と提案してきました。

彼女と二人でお店に入り、お互いに自己紹介をしました。
彼女は大阪に住んでいて、OLをしていると言っていました。
食事が終わると彼女はじっとわたしの目を見つめながら言いました。
「実は、メッセージを伝える必要がある人がいるとその人と二人きりになるんです。」
そして、そのままわたしへのメッセージを伝え始めました。
メッセージが始まると涙が溢れてきました。
それもヒックヒックと子供のように泣きじゃくる涙でした。
メッセージは1時間と少し続き、その間ずっと泣きじゃくり続けました。
そんな長いメッセージだったのに、聞き終わった後に覚えていることはたった一つだけでした。

「あなたが探しているものはここにはありません。早く家に帰りなさい。」

そのメッセージを聞いた時、「ホ・オポノポノはわたしには必要ないんやなぁ」と思いました。
でもせっかくなのでワークショップには次の日も参加して関西に戻りました。


家に戻り、なぜだかわからないけど、数年前に購入して数ページ目を通しただけで本棚に置いたままになっていた奇跡講座の原書(*その頃はまだ日本語訳が出版されていなかった)を手にしました。

そのとき、初めて彼女の伝えたかったメッセージに気づきました。

「早くこれを読んで(=探し物を見つけて)、ちゃっちゃと思い出せ(=早く家に帰りなさい)ってことや!」

そして、思い出しました。
初めてこの本に出会ったとき、本に触れただけでページを開ける前から「ここに知りたいことが全て書いてある」と感じたことを思い出しました(*あくまで個人の感想です)。

同時に、それはそれまで何度も何度も聞いてきた「答えは内側にある」「答えは外を探しても見つからない」の意味がやっとハートに響いた瞬間でした。

小学五年生のあの日、マインド(思考)を使うようになってから初めてワンネスを垣間見たあの日(*この話はまた別の機会に)から始まった探求の旅が終わりを告げました。
今度は
「探求の終わりの始まり」です。

ところで、彼女は一体誰だったのでしょう。
なかなか家に戻って来ない子供(わたし)を連れ戻すために神様が送り込んだ精霊だったのでしょうか?