静けさの中で自分の内側に入っていく
そこには優しく真我が待っている
真我と繋がろうとするとき
一瞬痛みが浮上する
それは手放すタイミングがきた過去の記憶
それは必要のなくなった思考やクセ
変化のときはきた
だけど
エゴは固執する
それは長い年月をかけて共に過ごした者(物)に対する執着
それの重みはときに蜜の味がし
それへのこだわりで自我は存在を確認できた
だけど
気づいてしまった
その執着が苦しみの種となり
その蜜には毒が含まれていることに
だから
もうエゴの罠には陥らない
静けさの中で
軽やかに真我と繋がろう
真我がエゴのフィルターを取り除き
出来事のありのままの姿が現れる
そのとき過去の記憶が書き換わる
エゴのフィルター越しに見た怒りの、悲しみの、痛みの記憶が書き換わる
そうして真我と繋がる度にひとつひとつ記憶が書き換わる
怒りが、悲しみが、痛みが本当は最初からなかったことが明らかになっていく