9月20日から10月12日まで9月定例県議会が開かれ
ました。6月議会で県民の注目を集めた、東日本大
震災の災害廃棄物処理に関しては、知事が7月臨時
議会を招集、再議に付しましたが、その後、宮城県や
環境省から更なる広域処理の必要はないとの申し出
があり、愛知県もそれを了としました。引き続き、人的
支援などにより、被災地の復興に向けた努力をして
参ります。
9月議会では活力と魅力ある地域づくり、いじめ問題や
少子高齢化対策、治安対策、中小企業や新産業振興
対策、県税収入の見通しと今後の財政運営など幅広く
活発な議論がなされました。
また、一般会計で205億円余、特別会計で2億円余、
総額207億円余の補正予算を決定しました。私は建設
委員会に所属し、道路網や河川・砂防施設の整備、
地震・津波に備えた海岸堤の点検・改築など県民生活
を守るための施策に一層の努力をして参ります。
新西尾市でも台風17号による被害や夏のゲリラ豪雨に
よる局地的な浸水被害が出ました。異常気象の影響と
思われる一極集中の豪雨は予めの想定が困難ですが、
日々の政策の積み重ねが大切であると考えます。
「西尾幡豆線」「安城一色線」の道路進捗も地域の大き
な願いです。名鉄「西蒲線」の乗客数の伸び悩みが心配
です。皆様と英知を結集して頑張って参ります。
変わらぬご支援をお願いし、県政報告と致します。
平成24年 錦秋