大村知事2年目のスタートであります。平成24年2月20日
から3月23日まで2月定例県議会が開かれました。
一般会計2兆2,546億円余、特別会計7,515億円余、企業
会計2,088億円余、合計で3兆2,149億円余の平成24年度
当初予算が可決されました。
1,800億円の財源不足が見込まれましたので、職員給与
の抑制や基金の繰入運用など臨時的・緊急避難措置も
講じて編成された予算であります。
歴史的な円高・デフレ対策として、産業空洞化対策減税
基金を創設してモノづくり愛知の底力を引き出し、県独自
のエコカー免税で自動車産業の活性化を図って参ります。
三河湾の環境再生や環境先進県づくりにも力を注ぎ、
県民のくらしの安心・安全確保に重点的に取り組みます。
農業の振興、新エネルギー政策の充実、航空宇宙産業
など新産業の育成、地震防災対策の強化、治安の確保、
医療・福祉対策、教育・文化の充実などの課題にしっか
り対応して参ります。
道路網の整備や名鉄「西蒲線」の維持に前年度並みの
助成を決定し、「愛知こどもの国」の存続も今年の夏まで
に目途を付けて参ります。皆様のご理解とご支援をお願
い申し上げ、県政報告と致します。 平成24年 陽春