2010年発表の、一番新しい短編集です。
読み始めは失敗だったかな~?という印象だったのですが
読み進めるうちにやはりとまらなくなってくる。
苦笑してしまうものあり、狂気あり、悲しみあり、
エログロあり・・・と、タイプもさまざまですが
読後感は全体的に寒いというか怖いです。
そして前作「学問」もそうでしたが、なんとなく
古典文学のような味わいになってきた気がします。
最後の「GIと遊んだ日 4」は多分山田詠美夫妻が
モデルだとおもうのですが、ということは二人は
復縁したのかな?
ネットで調べてもわからない。
でもあのお話から行くとそんな感じ。
しみじみとするいいお話で、私は一番好きかな。
タイニーストーリーズ/山田 詠美

¥1,400
Amazon.co.jp