「愛のろくでなしツアー」 4 | MARIA MANIATICA

MARIA MANIATICA

ASI ES LA VIDA.

東京2日目in Zepp Tokyo。行って参りました。

昨日のライブまでの間、他の方のブログはあえて見ないようにしていたので
(スミマセン。でも印象に影響を受けたくなかったので)比較対象は
あくまでも私の見た初日のみとなります。
すでに他の方のブログで既出の内容と重なることもあると思いますが、
まったくそのあたりは白紙の状態で書いております。ご了承ください。

セットリストは初日と変化なし。客入れ、客出しも同様です。

「裏切りの季節」
初日演奏前に「東京の冷たい壁にもたれて」の歌詞との関連を語っていらしたけど
今回は何も説明なしで曲に入りました。

演奏後ジャックスの曲であること、「サーカス&サーカス」に入っていることなど
語られ、「紙ジャケ、買ってね!」とおっしゃっていました。

「ウィークエンドララバイ」
「スウィート・スムース・ステイトメント」と同様、後になってから
良さのわかった曲だ、とおっしゃっていました。

ウィークエンドララバイ、とてもいい曲だと思いますが、甲斐さんがこれを
イマイチ気に入っていなかった理由が
・歌詞が他の方のものだった(売野さん)からなのか
・歌詞の中で人が亡くなってしまうからなのか
ちょっと判断しかねました。

ただ前回なかった「BLUE LETTERの中でも海に入っていくのに
死なせることはなかったのに」と言うお話があったので、
人の「死」をテーマにしたくなかったのかもしれないなと思いました。
ま、ポップコーンみたいな曲もありますが。

「安奈」「よい国のニュース」
震災についてかなり長く語っていらしたのは前回同様。
安奈は被災者の方がラジオにリクエストなさったそうで、
「作っておいてよかった」とおっしゃっていたのも同様でした。

新曲は相変わらず歌詞カードを見ての演奏でしたが、
「これはステイトメントだから間違いたくないじゃん」という言葉は
あれだけ歌詞間違えやすい甲斐さんだから、本当の気持ちなのだろうと
思いました。
震災の事実を厳粛に受け止め、、また被災者の方たちへの様々な想いが
あってのことだろうと思います。

ただ初日にこれを見た時は、私はかなりショックだったし、歌自体も・・・
ちょっとねと思ったりしていたのでした。
スミマセン・・・でも甲斐さんの何もかもが、私にとってパーフェクトなんて
昔とは違って、もうあり得ないんですよね。ちょっと哀しいことですが。
でも前回も書いたように、良いところも悪いところもすべてひっくるめての
甲斐さんを応援していきたいと言う気持ちが芽生えているのも事実です。
もはや家族愛・・・って感じ!?

今回はこの新曲の前に「座ろうよ」という声かけを頂きましたが、
初日は確かそういう言葉がけはなかったと思います。
なので初めて聞いた時は、立ったまま新曲を微妙な気持ちで聴き終えた私は
正直、どうリアクションして良いのかわかりませんでした。
多分あの時の空気は全体的にそんな感じだったと思うのだけど・・・違うのかな。

「かりそめ~ダニーボーイ」
震災後のNHKーBS出演時に番組中で歌う曲の選曲の際のやりとりを
語っていらしたのも前回と同様でした。

かりそめ・・・やはり名曲ですねえ。
ギターの独奏部分は言わずもがなのカッコよさですが、
今回はベースの音がまたお腹に響いてきて心地よかった。
ドラムの佐藤さんの評価が高くて今回のベーシスト渡辺等さんは
彼ほど目立たないかもしれないけど、この方もなかなか器用で
素敵な演奏をなさる方ですね。
でも知らないのは私だけで、現実にはかなりあちこちで
ひっぱりだこのベーシストさんのようですね。

この曲の中で、ギター以外の楽器が演ずるパートの良さもまた、
認識できた気がします。この時代の曲はやはり泣かせてくれます。

「翼あるもの~以後、ラストまで」
前回はライブ直前甲斐曲断ちをしていたせいか、当日はもうなんだかどうでもいいや~、
なんて適当な気分で実は行っていて、そして却って盛り上がりました。
で、今回は「まだあの曲覚えてないよ~」などと直前まで聞いたりしていたのですが
ライブが始まったら自分のテンションとライブの内容がなかなか一致せずにいて
どうもイマイチ、ライブの波に乗れない感がありました。
何も聞かずにくればよかった・・・とつくづく思っていたのですが
この「翼」でようやく私のエンジンも始動しました。

いや、私だけでなく会場全体が大熱狂状態突入と言う印象でしたね。
ここから一気にラストまで駆け抜けたって感じでした。
やはり「翼あるもの」、世紀の名曲でした。感動です。

「アンコール4曲」
「ダイナマイト」いいです、最高。
マイクアクション炸裂、やっぱり甲斐さんかっこいいよ・・・。

「HERO」今回かなりの高評価がなされていると思われる、
佐藤強一さんのドラムが本当にパワフルで気持ちの良いカッコよさです。
HERO自体は言わずもがなの名曲ですが、それをさらに何割増しかに
していると思うな~。う~ん、ホントにすごく良かった。
初日は佐藤さんが走りすぎて、HEROはやり直しになってしまったけど
あれは観客としてはかなりお得でした。
このHEROは、ぜひライブ盤に残してほしいですね。

既にほかの会場でライブ鑑賞された方が多いのか、初日の時のような
売店の混雑もなく、なんとなくゆったり感がありました。

横浜よりも会場は広かったし、花輪の数も多かった。
当日券8900円(前売り8400円)との貼り紙がありました。
購入者がいらしたかどうかは不明。

今回は前から7列目、英二さん寄りでした。
このくらいの距離で見るのは、おそらくルイード以来でしょう。
細かいところも良く見えて、なかなか楽しめました。
ギターの英二さんの手さばき凝視してしまいました♪
が、遠くから全体像を見たり、音を聞いたりするのも悪くないんだな、
ということを実感した気もします。
最前列はもちろんの楽しみだけど、でもどの席でもそれぞれの
楽しみ方ができるんだな~と、遅ればせながら思った次第です。

それにしてもお台場は遠い。山手線内がやっぱりいいなあ。
今回はお爪自慢の謎の酒飲み美女も加わっての3名でのライブ参戦となり、
新宿でアフターライブもどきをしたのちに帰宅。
到着したのは、午前1時を回った頃でしたとさ~。

写真、ファッションチェック、よもやま話で思い出したこと等はまた後ほど。


公式発表はまだのようですが、なんと楽天で早くも発売だそうですよ・・・。
会場価格より若干高額なのは、ライブ参戦者特典か?とは同行者のご意見。
そうかもしれませんね。
二つの業者が予約受け付けており、なぜかそれぞれ発売日が微妙に異なります。

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「愛のろくでなしツアー」セットリスト

01.エキセントリック・アベニュー
02.レイン
03.黒い夏
04.港からやってきた女
05.スウィート・スムース・ステイメント

06.ジャンキーズ・ロックンロール
07.裏切りの季節
08.ウィークエンド・ララバイ
09.安奈
10.よい国のニュース

11.かりそめのスウィング
12.ダニーボーイに耳をふさいで
13.翼あるもの
14.三つ数えろ
15.漂泊者

16.絶対・愛
17.嵐の季節

E1.ダイナマイトが150屯
E2.風の中の火のように

E3.HERO
E4.光あるうちに行け2011