1984年発行のものでかなり古いのですが、私の初「村上春樹」となったエッセイです。
やはり村上春樹のエッセイ、なかなか面白いのです。
どうでもいいことを淡々と描いているものもあれば、めずらしく当時人気のあった
フリオ・イグレシアス人気を猛烈非難していたりとか・・・いろいろ。
何度かに分けて書かれていた、虫のこと、引っ越しのこと、たべもののこと・・・などは
特に面白かったですね。蟻の行動を何分でも眺めているさまなど、ワタクシかと思いました。
小説には僭越ながら、文句書いたりしていますが、ベースとなる基本的な部分が
案外と私の好みに一致している人だったからなのかな~などと、今回思いました。
やはりね、「ヤダ!」と捨てきれないものがあるのは事実なんですよね。
挿絵を描いているのは、その後も度々ご一緒に仕事をなさっている安西水丸さんなのだけど
二人とも20代前半の学生結婚、もしくは卒業してすぐ、という時期に結婚しているそうで、
そしてふたりとも結婚した当時と今も、奥様との距離感と言うのは変わらないとのこと。
カバーの内側に新刊として「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の
広告がありました。こんな古い作品だったのか・・・。
また、本の最後部によくある、その出版社から発行されている本の目録には
村上春樹本人の作品のほかに、カポーティ、サリンジャー、フィッツジェラルドなどの
作品が並んでいたのが暗示的で興味深いし、歴史を感じます。
当時から希望や夢はあったと思うけど、それらの作家の翻訳を手掛けることに
なったのですからオモシロイものだと思うし、素敵なことだと思います。
エッセイ自体は「日刊 アルバイトニュース」に連載されていたものだそうです。
私の記憶では愛読していた女性誌に毎号掲載されているの見て、購入したつもり
だったので意外でした。
ざっと調べた見たところ、私が読んでいたのは「CLASSY」で84年におなじく
「村上朝日堂」というタイトルをもった別のエッセイが連載されていたよう。
それで興味持ち、この文庫を買ったのでしょうね。
そしてしばらく間があいた後、書き下ろしの「ノルウェイの森」を読んで嫌悪感を持ち、
つい最近、翻訳ものを読むまで彼の作品には近づきもしなかったということです。
でも詠美でも感じたけど、なるたけ多くの作品にあたるつもりならば、ランダムに
読むよりも、時系列的なことも含め計画的に読んでいく方がいいみたいです。
なにしろ執筆数が多いので、こちらは出来る範囲でですが、続けてみようと思います。
エッセイは読むのが楽だけど、できるだけ文学メインで頑張ります。
村上朝日堂 (新潮文庫)/村上 春樹

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↓これは時々図書館で借りていたけど、今日は買いました。
ラブリーなカントリーは超・苦手なのですが、ヨーロッパの田舎風の
床とか壁にはもう目がないのだ。
この本に出てくる方は皆さんセンスが良くて、手作りと言っても
頭が痛くなるようなものじゃなくて、なかなかいいエッセンスを頂けそう。
もうね、散らかり方自体がオサレなんですよ・・・・私はそういうのが好きなのです。
意外かどうかわかりませんが、ペンキ塗りが趣味で我が家のトイレの南欧風の壁は
ワタクシの力作。このスタッコ塗りは皆さまからも絶賛されておりますのよ。
久しぶりにペンキ塗り&模様替えをしたくなったのでした。
考えるだけで終わってしまったとしても・・・やはり楽しみ♪
Come home! vol.24 (私のカントリー別冊)/著者不明

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