バッハ「G線上のアリア」を、チェリスト、パブロ・カサルスさんが演奏されてます。
あまりにもポピュラーなこの曲ですが、やはり名曲。
名演奏も数々あれど、今まで聞いた中で私はこれが一番好きかも知れないな~。
「蝶の舌」を読んで、スペイン内乱のこと、この方のことを思い出しました。
内乱のスペインを後にして以来、一度も祖国の土を踏むことがなかったといいます。
スペイン人の愛国心って本当にものすごく強いものなんですね。
どんな思いでいらしたことか。
今日、4月2日は22年前に私がスペインを後にしてドイツに向かった日です。
友人には「行くかも」と伝えただけで、何のプランもなく突然訪ねてしまったのでした。
それが思いもかけず長丁場になってしまった・・・若さゆえの無鉄砲は悪くなかったけど、
本当に恥ずかしいことだった、とも思います。
死ぬほど恥ずかしくて、そのことはこのブログに書くまで、人に話したこともなかったな~。
ドイツには一生足を向けて寝られない私なのでした。