このテーマでアカデミー賞の歌曲部門の受賞をしているようです。
原題の「An Officer and a Gentleman」はずいぶん地味なタイトルだなと思っていたら、
これは士官学校のモットーだそうで「士官であれ、そして紳士であれ」という意味なんだそうです。
黒人の上官からめちゃくちゃしごかれて、リチャードギアが泣きながら「自分はここを出されたら
他に行くところがない」と泣き叫ぶシーンでは、疲労によるものなのか顔つきが変わってましたね。
卒業式で白い制服に身を包んだ姿はほれぼれするほど美しかったし、やはりあの昨日までの
上官と学生の立場ががらりと入れ替わり、鬼教官から敬礼を持って送られるシーンは
なかなかに印象的で素敵でした。
有名なお姫様だっこのラストシーンは好きではなかった。
こういう女の子(士官をゲットすることだけを考えているみたいな)ってどうなの?と
思っていたのでね~。
現実に、士官を辞めて結婚しようとした主人公ザックの友人を「士官じゃなきゃ意味がない」と
振って自殺に追いやってしまった女の子もいたし。
でも、彼女は荒れ果てていたザックに無償の愛をささげた女の子だった、と。
厳しい訓練を乗り越え、今まで見えなかったものが見えてきたザックがその彼女の気持ちに
気がつき、迎えに行く・・・ということだったらしいです。
20代に見た頃には、そんなこと思い至らず、(あれさえなければいい映画なのに)なんて
思っていました。
言われないとそういうことがわからないなんて残念だな~と思います。浅いですね~ワタクシ。
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