先日、電車に乗っていたらまた見ちゃいました。
なにをって? 決まってんじゃないですか!
ねっとり視線カップルですョ。
ほら、扉の横んところでさ、二人だけの世界にはいっちゃってるカップル。そこさ、君たちの指定席なわけ? かならずそこだよね。いつもそこですよね! 絶対そこにきまってますよね!
あとは、電車の最後尾とか最前部の角っこね。
そこはさ、混雑時の痴漢サラリーマンが気弱なOLを追い込む場所なんだよ! 落ち目のギャルがマスカラ塗る場所なんだよ! 君たちがねっとり視線で絡み合うにはちょっと場違いな場所なんですよ!
なのにさ、女の子はなんか潤んだ瞳で男に拗ねて見せたりしてるじゃないの。「どうせ、私だけじゃないんでしょ」だって! それに対して男がさ「俺はそんなに不誠実な男じゃないよ」だってよ!
え? ちがった? でも、だいたいおんなじでしょ? ほとんどかならず拗ねタイムあるでしょ?
不誠実じゃないならさ、周りのみんながどんな気持ちで君たちを見ているのか、いや、見まいとしているのか、いやいや、見まいとしながらも最低でも5分以内にまたチラ見してしまっているのか、少しはわかってほしいよね。誠実にわかってほしいよね。社会人として。日本人として。JR利用者としてね。
あらら
扉が開いただけで、なぜか必要以上に乗り降りの人を気にして、場所を空けてあげようとしてるよ! 本当は自分たちが体をくっつけたいだけなのにさ。
「邪魔になるからこっちにおいで」
「うん」
だってさ! もう、もう! この!
ほら、乗り降り一人だけじゃん。しかもそっちとは遠い方から乗ってきたじゃん。
「邪魔になるから動いちゃだめだよ」なんて言ってるよ。男!
「うん」なんてうなずいて、ちょっと顔を赤らめてるよ。女!
うへーごかんべんを!
これがさキムタクとナガサワマサミあたりなら絵にもなるし、嫉妬の対象にもなるし、もっと言うとさ、潤んだ瞳で欲情感満載のナガサワマサミの顔なら、見ておこうかともなるよね。オカズニモナルシネ!
でもさぁ~。間違ってない? おかしいでしょ?
どー見てもさ、うっとりカップルって不細工なカップルじゃない?
いつもでしょ? 必ずでしょ? 不細工でしょ?
まるでさ、60のおばさんがピンクのレオタード着てエアロビしながら喘いでるの見ちゃった気分なのよ。
もういいよ! そこの場所はお前たちにやるよ。
もうあきらめたよ。
今日も吊革でくるんくるんまわってるよ、俺。