皆さん、あけましておめでとうございます!!
今年も当ブログを何卒よろしくお願いします
さてさて〜〜今回はいろんな有り無しな意見が出そうな記事なので長〜〜〜〜い話になりますよ笑
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年始初めての投稿はというと、
ギターやベースジョイントについて考察です
アコギやレスポールにはセットネックジョイントを施されているわけですが、デチャッタブルなボルトオン構造は単純にネックポケットにネックがハマってるだけですよね
根本的にアコギやレスポールって弦が乗るブリッジを交換するのは余程の劣化がない限り行わないと思うので、ネックとボディの芯を狙って初めからセットネック構造としてブリッジ位置を後で施工することが多そうです。
相反してボルトオン構造の場合、ボディ加工の段階で弦が通るブリッジ位置の穴空けをボディ製造段階で行うことが多く、ネックを乗せた際に弦のセンター合わせをしてからボルト締め固定となるわけですが、ブリッジ穴加工を後施工にして下画像のような日本古来からある蟻溝継手を使ってあらかじめネックとボディのセンター合わせを先にヤッちゃえ!ってすると強度面とボディ密着が格段と良くなりブリッジ位置のセンターも含めてかなりの精度になるのではと推測した訳です
↑
上の画像はスライドジョイントをする構造となるのでギターやベースのネックだとポケット形状やネックエンドの形状で考えると難しいのかもしれません。
同じく、↑下にある画像は古来からアコギのセットに使われているジョイントですよね。
指板ツバありの22Fや24Fだと下の蟻ホゾ継手だと見えにくく行けそうな予感。
加工手間を考えるとコストがかかるのは仕方ない工法なので、さすがにお高いことになりますね
よく知られているトムアンダーソンなどは、よく考えられた構造のジョイントだなぁって思います。
(ネットより画像拝借)
台形にすることで横ズレはほぼないように思いますし、精度次第で密着が増すジョイントに感じます。
使用者によると真ん中の穴が不要でありながら埋めると別物のような音になるそうです。
それだけ、ネックジョイントと隙間(空間残響)の大切さをうかがえます。
そして、本題の蟻継ジョイント
(freedom様の画像引用)
なんということでしょう
ジョイントボルトは1本
Arimizo & One Point Joint
ジョイント部分では、従来のFender社3点止めマイクロティルトに似たプレートがボディ側にあります。
プレートもブラス製とアルミ製がありアルミ製を選ぶと響きが軽やかになり古き良きクラシックロックなサウンド傾向になるようです。
いずれにしても締め付け具合でサウンド調整(タイト〜飽和感)は出来るようです。
しかしEVHではありませんが、トレモロをシンクロ→フロイド系に変えるとなるとシム調整は不可なので、必然的にボディをザグることになりますね
プレカット加工(プログラム加工)の普及により量産は出来ると思いますが、場合によっては機械でもミスタッチがあると思うので少しでも失敗するとそこまでの苦労が泡の如く消えそうです・・
時代の成果とも言うべきか、すごい時代になってきましたね。
この先ギターやベースジョイントってどのように発展するのでしょうね
このメーカーはこんな特殊ジョイントだよ〜ってご意見あれば教えて下さい
んだば〆