だいぶ前にも、このPUに触れましたが…
Greco(グレコ) ’70年代PU
Maxon U-2000/zebraというP.A.FレプリカPUです。
現在搭載ギター♫
表
裏
型番のような刻印↓1 6 4 2 1
1=製造会社 6=76年 4=4月 2 1=21日
と見るらしい。
元々は、Greco EG-800という70年代のギターについていたPUをヤ○ーオークションで落として手に入れました。
今メインギターのFender Japan JGに載っけてるピックアップなんだけど、貴重品を惜しげもなく自分で4芯化に改造して使用中w
肝心の音は、めちゃくちゃヤバイですw
今まで、P.A.Fレプリカと言えば、Duncan '59、Gibson 57クラシック、バーストバッカー#2、Tom Holmes H455と色々試したんだけど…
何コレッ!?
ってぐらい、作り物でない自然な枯れ、キラキラしたような輝くような高域と、抑え気味ながら芯のある中域、腰が座った安定感のある低域。
キラびやかで耳に痛くないエッジ、透明感のある分離感。
クリーンでは、シングルに負けない鈴なりのアコースティック感。
と、言葉では表しにくいのですが比較して聴くと歴然とした本物の風格あるヴィンテージトーンかつ、気持ち良い弾ける系のサウンドです( ´ ▽ ` )
D社のような噛み付くようなバイト感も魅力があるのですが、どうしてもフェンダー系ギターには、エッジが硬い音に感じていた…
G社57クラ、BB#2は、擬似的な枯れとG社らしい丸みのある(中域が膨らんだような)アタックが好きになれなかった(>_<)
(アッシュボディには丁度良いかなw)
Tom Holmes H455は、さすがというぐらいベストなバランスだったが、やっぱりレスポール向きなPUで、低音が軽かったなぁ(>_<)
というか、アルダーボディでは低音が足りてない気がした。
すべてを満たすPUなんてありえないよね(>_<)
で、辿り付いたのがコレ!
すっばらしい!の一言!
シャリシャリ系のシャキッとしたキレ、粒の細かなエッジ、非常にタッチに敏感、アンプをイジらなくても安定した低音が出る、あとは、アンプ側でミドルを調整するだけでクラシック、ハードロック、ファットなパンクサウンドに変わるのですごく使いやすい優等生PUです。
言いすぎかもしれませんがアンプ次第で、EVHのブラウンサウンドも奏でられます。
いくらレプリカでも、約35年前のレプリカなので、やっぱ材料が現在のレプリカと違いオリジナルに近い物も使えたんだろね。
U- シリーズは、
・U-1000=アルニコ8…甲高い高域
・U-2000=アルニコ5…落ち着いたバランスのよい音
・U-3000=セラミック…パワフル
・U-4000=セラミック…パワフル
と上位ギターになるにつれて、型番の数字も大きくなっています。
実は、U-3000とU-4000はほぼ同じ仕様とのこと。
改めて、僕が所有のPUはU-2000です☆
とにかく個人的に最強のPUを見つけました☆