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ユンゲ・ドイチェ・フィルは1974年に設立され、ドイツ国内の音楽大学生を選抜し、
年間3回のツアーを実施しており、現代音楽と古典的な名曲を組み合わせた演奏会を組んでいます。
これまでにベルティーニ、コンドラシン、バルシャイ、ケーゲルなどの指揮者が指導を行ってきました。

 

2003年9月に行われた演奏会では、ローター・ツァグロゼクが指揮を行い、
リゲティ、ピンチャー、シューマンが取り上げられました。
学生たちの情熱とツァグロゼクの冷静で明晰な解釈が音楽を作り上げます。
特にシューマンの4番の3楽章から4楽章に移り変わるところでは身震いさえ感じさせます。

 

 

リゲティ:サンフランシスコ・ポリフォニー
ピンチャー:エロディアーデ~断章*
シューマン:交響曲第4番二短調op.120

 

 

指揮:ローター・ツァグロゼク
ソプラノ:クラウディア・バラインスキー
ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー
(2003年9月15日、ミュンヘン・プリンツレゲンテン劇場、ライブ)