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ワーグナー:楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」(全曲)

 

指揮:ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン
ハンス・ザックス:ローベルト・ホル
ヴァイト・ポーグナー:アイン・アンガー
ベックメッサー:アイケ・ヴィルム・シュルテ
ワルター:ブルックハルト・フリッツ
ダヴィド:ライナー・トロスト
エヴァ:バーバラ・ハーヴェマン
マグダレーネ:エイザベス・ビショップ
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
オランダ放送合唱団
(2009年2月7日アムステルダム・コンセルトヘボウ、ライヴ)

 

 

2008年に演奏された「ローエングリン」に続き、取り上げられたのは「マイスタージンガー」であった。
日本でも人気が高いズヴェーデンであるが、ここでも5時間にわたるオペラを驚異的な集中力で演奏しきっている。

 

 

このコンサート・オペラ・シリーズは、練習に練習を重ね、一度しか公演が行なわれない。
残念ながら1幕と2幕のあとの拍手は編集でカットされているものの、
そのほかの部分は全てその一度限りの演奏をそのまま収録している。
一発録りのため、一部、演奏にキズはあるが、ズヴェーデンの素晴らしさである「爆発」が演奏の随所で堪能できる。
幕切れのフライング気味のブラボーには少々興醒めだが、それだけ会場が熱気に包まれていたことが伺える。