先日、パルコ劇場で行われた三浦大輔脚本・演出の『母に欲す』を観てきました!

彼の舞台を観るのは2回目で、今回はなんと言っても私が大好きなバンド銀杏BOYZのボーカル峯田和伸さんが主演!
東京公園最終日に観にいけたということもあり大満足でした!
三浦さんと峯田さんの組み合わせは度々あり、前回の舞台『裏切りの街』では三浦さんが作・演出の峯田さんが音楽を担当、映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』では三浦さんが脚本・監督の峯田が主演でした!
私も映画の方にエキストラでちょっとだけ出ているということもあって、思い入れがあり今回の舞台もとても楽しみでした!
さらに劇中歌はあまちゃんでお馴染みの大友良英さん作曲という!
内容的には明るく楽しいというものではなく、人の内なる感情を描いたもので、正直前半は眠くなるくらい静かでしたが、後半の展開はとてもリズムよく面白く観れました!
鬼才と呼ばれる三浦さんの演出でしが、思ったより過激なシーンはなかったので観やすかったのではないでしょうか!
母親という存在に求めるものはなんなのでしょうか?
無償の愛とは?
親孝行とは?
そして、いつかそれらのことに気付いた時、隣に母親はいるでしょうか?
そんはことをとても考えさせられる舞台でした!
私は実家が宮城なので、両親とは離れて暮らしていますが、常に私の味方でいてくれる両親に感謝しています!
いつか立派な大人になって親孝行したい!と考えていましたが、そんなことよりも常にその気持ちを伝えることのほうが大切なのではないかと感じました!
三浦さんの舞台では、終演後に舞台裏でお弁当が飛び交ったり、打ち上げではシーンとした空気の中でダメ出しをされ続けたりというのがよくあるそうです。
一方峯田さんも、こだわるあまり9年かかってアルバムを出したり、それと同時に自分以外のメンバーが辞めてしまうという飛ばしっぷり!
この2人の怒り方がとても似ているらしく、周りとの熱の差を感じたとき激しく怒ってしまうらしいのです。
最近、人はなぜ怒るのかというのを聞きました。
それは、期待するからということでした!
期待した分、できなかったときのギャップに怒りを感じるのだそうです。
この2人のように、志が高く異常に熱量がある分、周りとのギャップを感じるのだと思いますが、それはとてもかっこいいことだと思いました!
その証拠に同じ熱量を持つもの同士が集まってくるのだと感じたからです!
私も今の仕事で同じ志を持つ仲間と巡り合い一緒に成長していけたらいいなと思いました!
長くなりましたが、『母に欲す』というタイトル以上のものを感じることのできた舞台でした!
この舞台はもう大阪公演のみになってしまいましたが、どこかで2人のうちどちらかの作品にでも触れられる機会があれば嬉しいです☺︎








