1825☆大牟田市 | まのつくものが、すき

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まのつくものがすきです。
マラソンとか、マンホールとか、うまとか。

2017年の市制100周年を記念して生まれた
ゆるキャラ「ジャー坊」

妖怪ウォッチの会社がデザインしたんだよ。
社長が大牟田出身なんだって。

さて、大牟田。
特段ジャージャー麺が盛んな地域というわけではございません。

ジャー坊のジャーは蛇のジャです。
夏まつりの大蛇山の蛇の化身なのだとか。

宮原坑をバックに
ヘルメットとツルハシで坑夫ぶってて
かわいいですね。


ちなみに背景の星の数は
下水道60周年にちなんで60個なんですって。
黒いのは石炭が黒いダイヤモンドって言われていたからかな?

眠れない夜に数えてみてねっ☆


というわけで、わたしたちも自転車を借りて宮原坑へ。


世界文化遺産に登録された宮原坑
第二竪坑櫓は1898年に作られたもの。

第一は木製だったため既に消失していますが
こちらは鋼鉄製のため未だ現役なのではと思わせる立派な風貌です。

ボランティアガイドの川口さんに説明していただきながら見学を進めます。

こちらは地下へ潜るエレベーター。

これで地下150mまで炭坑夫や馬を運んだのだとか。
頭上に握り棒があるけれど怖そう・・・


完成した当初官営だった宮原坑は
近くに収監施設を作ることで労働力不足を囚人で補ったのだとか。

過酷な業務内容から'修羅坑'とも呼ばれ
2000人を超える囚人がここで命を落としたそうです。

また、炭坑内で働く馬(トカラ馬)は2〜3年で死んでいったのだそう。


こちらは仕事の合間の談話室。
大きなストーブが置いてあります。


ガイドの川口さんがアカペラで宮原坑の炭坑節を歌って
幕を下ろした宮原坑見学。

今まで何度も大牟田を通っていましたが
観光するのは初めてのこと。

福岡の炭坑の歴史を少しだけですが
垣間見ることが出来て楽しかったです。


おまけ

市内の至るところに石炭資材運搬用の
鉄道跡がありました。


全盛期には150kmに及んだのだとか!

今でもJR鹿児島本線と宮浦の1.8kmほどが
化学製品の運搬用として使われているそうです。