日が長くなりましたね。
咲いているお花はすくないけれど
それぞれ樹々の枝には確かなつぼみがついて
春の訪れをかんじます。
駅から陸上トラックへむかう
ハクモクレンの並木道が、とてもすき。
2月のお花は、ウメとスイセン。
スイセン、2月なのね。
花言葉はウメが「気品」「高潔」「 忠義」「忍耐」
スイセンは「うぬぼれ」「自己愛」「エゴイズム」
スイセンは色に応じて、ちがう意味もあるのだけれど。
ちょっぴりざんねんな花ことばをもつ
スイセンの学名は’ナルシサス’
ギリシャ神話にでてくる美青年ナルキッソスに由来しています。
ナルキッソスはそれはそれはモテる殿方でしたが
女性を軽くあしらってばかりいたので
自分に恋する呪いをかけられてました。
来る日も来る日も湖畔にたたずみ
水面にうつる自分をながめるナルキッソス。
その恋慕っぷりは食事もできなくなるほど。
ついには動けなくなってしまうのですが
彼のいた場所にひっそりと一輪のお花が咲きました。
それが、スイセンだそうです。
だからスイセンはうつむいて
お花を咲かせるんだって。
2月11日。
日本神話ではなく、ギリシャ神話をとりあげてみる。
そんな、わたしの建国記念の日。


