りく(牧の方)別れの微笑 | 芳村直樹のブログ

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シャンソン歌手・芳村直樹の自己満足的な東京散歩ブログです


注意●ネタバレあり
◎大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
第38回『時を継ぐ者』あらすじ&感想その7




さて、
北条一族 さらには 鎌倉幕府を
引っ掻き回した お騒がせの元凶
りく(牧の方)〈宮沢りえ〉も
いよいよドラマから退出します

義理の娘にあたる
尼御台政子〈小池栄子〉と
実衣(阿波局)〈宮澤エマ〉が
お別れを言いにきました




実衣「あの人のみすぼらしい姿見たく無い」
政子「二度と会えないのかもしれないのだから
きちんとお礼を言わないと」

心配ご無用
肝の据わったりく殿
常にポジティブシンキングです


りく「私がどんなに惨めでいるか

わざわざ見に来るなんて品が悪い

残念でしたね ご期待に添えなくて

館から着物を届けさせて

思いっきりオメカシさせていただきました」


昔話に花が咲きます

やはり一番に思い浮かぶのは

伊豆山権現に籠った時の事ですねー


僕は↓↓↓このシーンが最高w



尼御台、実衣が退出すると

入れ替わりに

夕餉の支度に来たという侍女

これが、なななんと

義時が命じた刺客トウ〈山本千尋〉


何時りくを襲うのか?

さながらサスペンス劇場です


義時継室のえ〈菊地凛子〉がワンクッション

のえ「秘訣を教えてくださいな」

りく「無理やり馴染もうとしないこと

あとは誇りに思うこと

私は北条に嫁いだことを誇りに思っていますよ」


のえ退出

トウ、短刀を抜きました!!!


盛り上がるサスペンス劇場的ムードの中


侍女を刺客と見抜いたのは

オナゴ評論家・三浦義村〈山本耕史〉でした



義村のおかげで

りくは命びろいしたわけですが、

義村「俺の女になれ」って

めんどくさいセリフを吐かないでよw



✖️✖️✖️


文官たちの評議で

北条時政、りくは

伊豆流罪と決定したのです


それを勝手に殺そうとする義時


はたして、

どんな権限があるというのでしょう???


✖️✖️✖️



最後に

義時との会話があります


りく「私を殺そうとしたでしょ?」

義時「‥‥」無言 答えません


りく「安心なさい

私はもう貴方のお父上をたきつけたりしない

ああ悔しい もう少しでてっぺんに立てたのに

でもね私の中の火はまだ消えておりませんから

このまま坂東のド田舎で朽ち果てるなんて

まっぴらごめんだわ

あらやだ こんな品のない言葉

使ったこと無かったのに」

義時「貴女はとっくに坂東のオナゴだ」

りく「やめてちょうだい」



りく「執権を継がなかったそうですね

意気地がないのね この親子は

手の届く所に大きな力があるなら

奪い取りなさい

歯がゆいったらありゃしない

何に遠慮しているのです

小四郎 いいですか

貴方はそこに立つべきお人

これは義母からのはなむけ

あらやだ はなむけは

送る側がするものでしたねー」

義時「父上と義母上の思い

私が引き継ぎます

これは息子からのはなむけです」



義時とりくは

何とも不思議なやり取りをして

お別れとなりました


天下の悪女

りく(牧の方)

宮沢りえさんは

最後の最後までお綺麗でした


北条時政=坂東彌十郎

りく=宮沢りえ

このご夫婦

ご両人とも当たり役だったと思います


三谷ワールド

キャスティングの素晴らしさに感服


時政殿

りく殿

おつかれさまでした

波瀾万丈のドラマを

本当にありがとうございました❤️❤️❤️