梶原景時の弁明 | 芳村直樹のブログ

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シャンソン歌手・芳村直樹の自己満足的な東京散歩ブログです


注意●ネタバレあり
◎大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
第7回
梶原景時の感想

前回より宿題になっていた
「巫鳥の岩屋」(しとどのいわや)
摩訶不思議な謎が
梶原景時本人の口から語られました

それも
主人公・北条義時クンの質問に答えて
という形ですよ
こりゃ想像もしませんでしたねー

「巫鳥の岩屋の謎」というのは
石橋山の敗戦で穴蔵に潜む源頼朝を
発見しておきながら見逃した
梶原景時の心中は如何に???という疑問です

梶原景時〈中村獅童〉と

北条義時クン〈小栗旬〉


梶原殿は義時クンに語ります・・・


「大庭勢は目と鼻の先にいた
 にもかかわらず
 誰も頼朝殿に気づかなかった
 頼朝殿は天に守られていると
 そなたは言った
 ワシも同じことを感じた
 殺しては神罰を受けると思った」

古来、日本人は
天とか神とかいうもの
畏敬の念を持って
信じているということなんですねー

そして
源頼朝という人物は
天に守られているというような
オーラを持っていたのかもしれません

主人公・北条義時クンも
この梶原殿も
それをこうして語るのですから
頼朝は
出会った者に
そう感じさせたのでしょうね

僕は
ドラマを見てる限りでは
何にも感じませんけどね笑笑


あ〜んど
義時クンから
梶原殿にラブコール

「佐殿のもとに来ませんか?」



「刀は斬り手によって
 名刀にもなれば なまくらにもなる
 決めるは斬り手の腕しだい」

と、梶原殿
な〜んだか
またまた謎のような言葉を残して
去っていきましたよw

つまりは
梶原景時が「刀」であって
頼朝が「斬り手」に
なってみたらいかが?
というような
義時クンに対する提案
そうとらえるべきですかねー



前にも書きましたが
歌舞伎舞台の演目において
「判官贔屓」が前提となり
梶原景時は
とかくヒールのイメージが強いです

歌舞伎役者の
中村獅童さんが
その伝統を打ち破り
カッコイイ梶原殿を演じてくれること
切に切にお願いしたいと思っています