光照寺(鎌倉市山ノ内) | 芳村直樹のブログ

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シャンソン歌手・芳村直樹の自己満足的な東京散歩ブログです



○3月22日 鎌倉散歩

東慶寺を後にして
バス通り(鎌倉街道)を北へ歩きます

北鎌倉駅を右に見て
以前レポートした十王堂橋を渡り
さらに進むと
小坂郵便局前というバス停に
光照寺入口と記されていました

ぜんぜん知らない寺だけど
ちょっと寄り道してみましょう・・・


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●光照寺
・鎌倉市山ノ内827

時宗遊行寺派 西台山英月院光照寺


ほお!!時宗の寺とは
予想だにしませんでした(・_・;
北鎌倉の山ノ内一帯は
北条得宗家のお膝元
臨済宗だらけですからねぇ~

学校の日本史の授業
鎌倉時代の新仏教の中で
時宗という名前を習いましたが
東京では見たことがありません

さすがは鎌倉
これまでにも何度か
時宗の寺が登場しました
それでもなんだか
貴重品を拾った感じです


説明板によると
時宗の開祖 一遍上人が
鎌倉に入ろうとしたところ
執権北条時宗警護の武士に阻まれ
野宿することになった地に
建立された寺院だそうです

時宗(じしゅう)と
時宗(ときむね)
これまためんどくさい ( >_< );

開山は一向俊聖上人とあります



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ほお!!
時宗も南無阿弥陀仏なんだぁ!!と
今さらながら無知さらけ出しです 汗


でね・・・
てっきり僕は
楽譜のコーダマーク
だと思ったんですけどw

↓↓↓

山門の欄間に・・・

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キリスト教の十字架を表す
クルス紋というんだそうです

調べてみると
この山門は
明治5年(1872)廃寺となった
東渓院という寺の山門を
移築したもので
その東渓院の開基が
キリシタン大名 中川氏で
中川氏の家紋が
このクルス紋なんだそうです

そしてまた
ここ光照寺も
隠れキリシタンを受け入れた
という伝承が残っていて
本堂には
キリシタンの使っていた
燭台があるんだそうです

キリスト教は興味ないので
それ以上は調べません orz.

で、その本堂

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本堂は 安政6年(1859)建立

本尊・阿弥陀三尊像
のほかに
東渓院の本尊だった
釈迦如来像も安置しています


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↑シダレザクラ
↓カンヒザクラ

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どちらも高木過ぎて
うまいこと撮れませんでした (⌒-⌒; )

シャクナゲが有名らしいです


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こそだて地蔵尊

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おしゃぶき

なんじゃらほい???と調べたら
せきどめの神さまとのことでした