巽神社(鎌倉市扇ガ谷) | 芳村直樹のブログ

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シャンソン歌手・芳村直樹の自己満足的な東京散歩ブログです


○11月16日 鎌倉散歩

鎌倉駅西口から
西へ真っ直ぐのびる道は
市役所通り
その最初の信号を右に曲がって
北方向へと歩きます

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この道は「今大路」(いまおおじ)
鎌倉幕府の都市計画の中核をなす
六大路の一つで
『吾妻鏡』に記される
武蔵大路の一部とされます
八幡宮参道の若宮大路と並行する
南北の基幹大路です
現在は「今小路」(いまこうじ)と
呼ばれているそうです

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左手に現れるのが
いつも気になるはちみつ屋さん
その向かい側にある
巽神社を参拝しました

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●巽神社(たつみじんじゃ)
・鎌倉市扇ガ谷1-9-7

僕としては「扇ヶ谷」(おうぎがやつ)
と書きたいのですが
住居表示は「扇ガ谷」です

延暦20年(801)
坂上田村麻呂が蝦夷征伐の途上
葛原岡に勧請した神社といわれます
永承4年(1049)
源頼義が社殿を改修したと伝わり
その後 現在地に遷座しました

もと寿福寺の鎮守とされ
寺の巽の方角(南東)にあたるので
巽荒神(たつみこうじん)と
呼ばれていました

江戸時代になると
浄光明寺が管理したようです

鳥居は 文政7年(1824)造立


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社殿は関東大震災後の再建

祭神
奥津日女命(おきつひめのみこと)
奥津日子命(おきつひこのみこと)
火産霊命(ほむすびのみこと)

竃(かまど)の神と火の神です

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石燈籠
上は 元禄10年(1697)
下は 天保9年(1838)銘を刻みます

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社殿の壁は千社札だらけ (°°     )/

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末社 諏訪社

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猿田彦大神の碑は
弘化2年(1845)のものだそうです

さらに北へと歩きます。。。