ライフ

ファイナライズ

コーチ

くりちゃんです

 

終活の時期に始めた二拠点生活

横浜と軽井沢を行き来しつつ

人生(life)を

まとめ上げていく(finalize)

過程を実況中継しています

 

みなさまに

参加していただく場所を企画中

 

 

あなたを廃嫡する

(家の籍から抜く)

こともできるんだからね

 

過去のトラウマ解放ワークをしていて

五十年を経て

私の心に浮かんできた

母の言葉だ

 

 

 

すべてを把握し支配していると思っていた

娘の心に

自分の知らないものがあったことに

母は狼狽した

 

親としての最大の権力を振り回して母は言った

 

あなたを廃嫡する

(家の籍から抜く)

こともできるんだからね

 

心にささったに出会うのに

五十年の月日が必要だった

 

 

センター・ピース
犬飼ターボ(成功小説家)が開発した
人間心理学の講座
初級6回
中級4回
を一か月ごとに受講する
過去の自分に向き合うのは
中級になってからだ
 
 
過去のトラウマ解放ワーク
実際のワークの内容については
著作権があるため書くことはできないが
受講した私の側からの報告として
伝えてみたい
 


 

 
 
 
マイナス感情を感じた過去の出来事を探す中で
私は五十年前の母の言葉にたどりついた
 
それが心に刺さったであることに気づいた上で
引き起こされた心の痛みをひとつづつ確認し
その気持ちをきちんと味わいつくす
 
いやなことに心を麻痺させていた私にとって
生々しい感覚を呼び起こすのは勇気のいることだ
 
そして時間はあの時にとぶ
母の声が私の中にやってきたあの時
何年何月何時であったかを
思い出すことはできないが
母がそこにいる
 
 
聞こえてきたのは母の声
 
母に言ってほしかった言葉たちが
リアルに響いてくる
 
私がどんな気持ちだったかについての理解
自分の行為・言葉が与えた傷の確認
そして謝罪
 
 
実際は同期の受講生の声で言っているのだが
 
脳とは結構いい加減だという
昔の時間と今
母の声と他者の声を区別することがないとのこと
 
ワークの中で響いた声が
母の声として私の心に沁み込んでいった
 
 

 

 

 
 

父が事故で急死したときも

甥が自死したときも

母が亡くなったときも

私は泣か(け)なかった

 

 

センター・ピースの世界の中で

母の声を聴いたとき

初めて涙が流れたことを

不思議な体験として

報告しておきたい