ライフ

ファイナライズ

コーチ

くりちゃんです

 

終活の時期に始めた二拠点生活

横浜と軽井沢を行き来しつつ

人生(life)を

まとめ上げていく(finalize)

過程を実況中継しています

 

みなさまに

参加していただく場所を企画中

 

 

 
 

 

 

この世界はやさしい

と思いたい

 

 

資本主義社会が個人にかける抑圧

国家や政府が国民を欺いている可能性

 

そうしたものに心うばわれるとき

この世界はやさしい

という確信が消え

怒りと悲しみと恐れが心に湧いてくる

 

 

だからこそ

じんわり

涙があふれてきた話を

させてもらいたい

 

 

 

センター・ピースという世界で出会ったかめちゃん

2024年7月6日

朝のライブ配信で

知合いの美容室オーナーと

そこで働く美容師さんたちの

美しい循環

を熱く語っている

 

なぜだかわからないが

聞いているうちに

その光景が浮かんできて

そして

私の目にはじんわりと

涙があふれてきた

 

ナポリで始まったシステムらしい
(全文は末尾にコピペしてあります)
 
自分のコーヒーを買うときに
余分のお金を払って
それを reserved caffee(予約コーヒー)として店に預ける
後からくる誰かのために

 

 

 

コーヒー4杯分料金払いますね
2杯分は予約ね
後で”知り合いが”飲みに来るから
 
 
 
こんな言葉が話される街に
住みた~い
 
こんな言葉を
私も言ってみた~い

 

 

 

 
安心・安全の世界の片りんが
ここにはある
美しい循環の瞬間が
ここにはある
 
 
 
私の目にじんわり涙があふれてきたのは
”安心していいよ”
と自分に言えた
歓びなのかもしれない
 
 
 
 
 

”予約コーヒー” 投稿全文

 
 
ある日私と友人で
小さなコーヒーハウスに入り
それぞれコーヒーを注文した。
テーブルにつこうとすると
二人の客がカウンターに向かい
『コーヒー五つ。三つは”予約”で』
と言って
コーヒー五杯分の
支払いを済ませていた。
「コーヒーの予約って?」
「まあちょっと見てようか」
二人の女の子がそれぞれ
一杯分のコーヒーを買っていった。
次に三人の弁護士が
七杯のコーヒーを注文し
四杯を”予約”にしていった。
暖かい日差しの中
私はカフェの前にある
広場の眺めを楽しみながら
コーヒーの”予約”について
思いを巡らせていた。
すると突然
お世辞にも裕福とは言えない
見るからに貧しさを漂わす男性が
カフェのドアを抜け
店員に丁寧にこう聞いた。
『すみませんが
”予約”のコーヒーはありますか?』
それはとてもシンプルな答えだった。
人々は暖かい飲み物を買う余裕のない
『誰かのために』
”先払い”をしていたのだ。
この風習はナポリで始まり
世界中に広まっていった。
今ではコーヒーだけでなく
サンドイッチやパンも
”予約”できる場所が
現れるようになったという。
人の愛が込められた
その《予約コーヒー》は
なによりも、温かいものではないのか