ライフ

ファイナライズ

コーチ

くりちゃんです

 

終活の時期に始めた二拠点生活

横浜と軽井沢を行き来しつつ

人生(life)を

まとめ上げていく(finalize)

過程を実況中継しています

 

みなさまに

参加していただく場所を企画中

 

 

 

『ゼロで死ぬ』

(DIE WITH ZERO)

ビル・パーキンス著

 

人生が終わるとき

資産をゼロにせよ

という大胆かつ困難なテーマが

書かれているこの本を読んだ

 

 

 

 

 

 

蓄財をいつどうやって減らすのか?

 

この問いについての究極の答え
それは遺産として残すこと
 
しかし、遺産として後の世代にお金を送ることは
使うとか蓄財を減らすとかとは
全く異なることである
 
死んでから与えるのは
『ゼロで死ぬ』
というパーキンスのメッセージには
あてはまらない
 
そもそも子どもたちには
あなたが死ぬ「前」に財産を与えるべきだ
なぜ、死ぬときまで待つ必要があるのか?
・・・
死んでから分け与えるのでは遅い
たいせつな子どもたちが
受け取った財産を
最大限に活用できるタイミング
を考えてあげるべきだ
(『DIE WITH ZERO』115-16頁)
 
 
 
その理由をパーキンスが別のところで書いている
(子供たちにとっても)
(親にとってと同様に)
 
物事にはそれを行うための相応しい時期がある
(『DIE WITH ZERO』191頁)
 

 

 

 

 
自分の死後に遺産を与えることは
いつ訪れるかわからないその時という
”偶然”に成行をまかせることだ
 
自分の金をいつ、だれに、どのくらい与えるか
一番大切な三つのことを
自分でコントロールするべきだ
だったら
 
自分が死ぬ前に与える
それが、子供を真にたいせつにし
自分より優先して考えている
ことになるのだ
(『DIE WITH ZERO』120頁)
 

 

 

 

 
終活の時期
自分の与えるお金を
与えられた子どもたちが
どのように使うのかを想像するのは
楽しい行為となるはずなのだ
 
子供のいない私は
寄付する先でそのお金が
若い人たちの夢をかなえる援助のために
使われることを夢想する楽しみになっている