ライフ

ファイナライズ

コーチ

くりちゃんです

 

終活の時期に始めた二拠点生活

横浜と軽井沢を行き来しつつ

人生(life)を

まとめ上げていく(finalize)

過程を実況中継しています

 

みなさまに

参加していただく場所を企画中

 

 

石川町駅から京浜東北線に乗ったとき

車内には立っている人もかなりいた

ふと見るとドアの横に空席らしきものが見えた

 

 

空席らしき空間には

しかし

どかっと荷物が置かれている

 

う~んこれはどけてもらいたい

 

荷物の所有者らしき人に言った

 

すみません 

この荷物どけていただけませんか?

 

あっ わかりました

といって荷物を膝の上に置いてくれることを期待して言った

 

 

しか~し

返ってきた言葉に唖然とした

 

これ重いんです

その人は私の要求を完全に無視 

いや拒絶した

微動だにせずに

 

 

あまりのなりゆきに言葉を失って

私はそこから離れて

十メートル先に

その場所に背を向けて立った

 
 

 

 

 

いくつかの駅を通過して

人が乗り降りし

私の前の人が降りたので

私は席に座ることができた

 

 

車内はだんだんすいてくる

10メートル離れた先ほどの席が視界に入ってくる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荷物と持ち主はあの時と同じ空間を占めていた

 

 

 

 

 

怒ってはいけない

いろいろな考えの人がいる

座席についてのモラルも

人それぞれなのだ

 

自分の目の前に出現する現実は

自分の心の反映だという見方がある

 

つまり

私は座席について強烈なモラルを持っている

なので

それを現実化する出来事が

目の前で起こるのだ

 

~べきという思いを持っているとき

それをメンタルブロックという

 

一人でも多く座れるようにするべきだ

だから私は荷物をかならず膝の上に置く

 

私がこうしたメンタルブロックを握りしめているかぎり

それを手放すまで

荷物で座席を占領する人が

私の前に現れ続けるという理屈である

 

 

電車で目撃した小さな出来事に

心乱された自分は

まだまだ修行が足りないようだ