ライフ
ファイナライズ
コーチ
☆
くりちゃんです
終活の時期に始めた二拠点生活
横浜と軽井沢を行き来しつつ
人生(life)を
まとめ上げていく(finalize)
過程を実況中継しています
みなさまに
参加していただく場所を企画中
石川町駅から京浜東北線に乗ったとき
車内には立っている人もかなりいた
ふと見るとドアの横に空席らしきものが見えた
空席らしき空間には
しかし
どかっと荷物が置かれている
う~んこれはどけてもらいたい
荷物の所有者らしき人に言った
すみません
この荷物どけていただけませんか?
あっ わかりました
といって荷物を膝の上に置いてくれることを期待して言った
しか~し
返ってきた言葉に唖然とした
これ重いんです
その人は私の要求を完全に無視
いや拒絶した
微動だにせずに
あまりのなりゆきに言葉を失って
私はそこから離れて
十メートル先に
その場所に背を向けて立った
いくつかの駅を通過して
人が乗り降りし
私の前の人が降りたので
私は席に座ることができた
車内はだんだんすいてくる
10メートル離れた先ほどの席が視界に入ってくる
☟
荷物と持ち主はあの時と同じ空間を占めていた
怒ってはいけない
いろいろな考えの人がいる
座席についてのモラルも
人それぞれなのだ
自分の目の前に出現する現実は
自分の心の反映だという見方がある
つまり
私は座席について強烈なモラルを持っている
なので
それを現実化する出来事が
目の前で起こるのだ
~べきという思いを持っているとき
それをメンタルブロックという
一人でも多く座れるようにするべきだ
だから私は荷物をかならず膝の上に置く
私がこうしたメンタルブロックを握りしめているかぎり
それを手放すまで
荷物で座席を占領する人が
私の前に現れ続けるという理屈である
電車で目撃した小さな出来事に
心乱された自分は
まだまだ修行が足りないようだ