ライフ

ファイナライズ

コーチ

くりちゃんです

 

 

終活

の時期に始めた二拠点生活

横浜と軽井沢を行き来しつつ

人生(life)を

まとめ上げていく(finalize)

過程を実況中継しています

 

 

みなさまに参加していただく場所

を企画中

 

 

 

社会の要請なのか教育の成果なのか

 

われわれは

お金を節約すること

お金を貯めること

がよいことだ

人としての倫理だ

というマインドを埋め込まれて

この資本主義社会を生きている

 

その結果

若いときに開始した

お金を貯めるという衝動を手放せず

節約する行動を停止することができず

その心理的モメンタムの中で老後を暮らし続けている

 

一円でも安い物を購入しようとする

10円でも高い時給で働きたいと願う

すべてお金を貯めるため

 

 

 

ビル・パーキンス著『DIE WITH ZERO』には

年齢別の純資産データが示されている。(82頁)

 

FRB(連邦準備制度理事会)の統計グラフによると

世帯主が45歳の世帯の純資産額の中央値は12万4,200ドル

純資産額のグラフは右肩上がり

年齢が上がるにつれて純資産額は増え続ける一方なのだ

 

パーキンスは言う

なんと70代になっても人々はまだ未来のために金を貯めようとしている

・・・つまり大勢の人は、苦労して稼いだ金を

自分より長生きさせようとしていることになる(83頁)

 

 

この自分より長生きさせようとしているのところは、

英語では survive が使われているはずだ

 

surviveとは

to continue to live

(生き続ける)
の意味でも使われるが
別の定義は
to remain alive after somebody has died
(その人が死んだ後も存在しつづける)である
持ち主が死んだ後、お金だけがそこに積まれて残されている
という画像が浮かんでくる
何か寂しげで何か空しくはないだろうか
 

 

 

 

お金との付き合いで

貯めること

と同じくらい重要なこと

それは

使うことだ

 

 

あなたはいつ資産を取り崩しはじめるべきなのだろうか?

 

 

パーキンスは言う

資産のピークは

45歳から60歳の間に位置しているので

ピーク時を過ぎたら

その段階から資産を取り崩し始めるべきだ

(228頁)

 

いつ
稼ぐ以上に使い始めるか

を意識すべきだ

(228頁)

 

 

 

 

う~ん

今の日本では

年金制度も充分とは言えず

増税が進み

社会保険料は重くのしかかってくる中

物価も値上がりし続けている

そんな中で

資産を取り崩し始める時期を決めるのは難しい!!!

 

 

 

 

お金を使うということはどういうことなのか

お金と交換すべきなのは何なのか

今一度このことを考えて見ろ

というメッセージが

この本には込められている

 

つづく