2024年3月31日
すっきり晴れた横浜の空
北側のウッドデッキに出て初めてお茶をした
世田谷から横浜に転居して
この部屋に入居したのが
2024年1月30日
一夜あけた翌朝
このウッドデッキから眺めた風景を投稿した
左にランドマークタワー
右手にベイブリッジ
***
二か月と少しここで暮らし
今日は3月31日
明日は4月だ
毎年3月31日には不思議な感覚になる
一口でいうと”年越し”の気分なのだ
新しい世界へ入っていくような
一年が終わり次の年度が始まると言う意味では
大晦日の年越しより大きな意味がある
大学という場に長くいたので
卒業生を送り出し
新入生を迎え入れる
という人間関係のサイクルが
年越し感覚を培ってきたのかもしれない
***
大学といえば退職後も授業を持っていたが
今年度でそれも終了した
本日3月31日以降
所属大学のメールアカウントから私のアドレスが消え
大学からのさまざまな通知は
明日から私の受信トレイに届くことはない
大学院博士課程終了と同時に
非常勤講師として大学の教壇にたち43年間
学生たちとの年齢差が年々大きくなっていった
最初は数歳違いのお姉さん
いつのまにか学生たちの母親の年代に
最近では彼らの祖母の年齢にちかかったのかもしれない
どの時期も学生たちとの交流は楽しかった
***
新しくやろうと思っていることが心に浮かんでいる
別の回路で人に話をする仕事
***
私のキャリアにとって
今年は特別な年越しになった
終活のさ中にむかえた
2024年3月31日
午前7時17分
という時間を
私は生きている