今から5年前の2019年3月
私は25年間勤務した大学を退職した
別の大学での10年を加えると
35年間の大学教員生活だった
学会の研究者仲間と教え子たちが企画して
六本木の国際文化会館で
退職記念パーティ
をひらいてくれた
2019年5月12日のことだ
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東京六本木駅から徒歩5分
坂の上にある建物の入り口を入り
階段を降りるとそこには広い宴会場がある
ガラスの向こうに広がる庭園の緑が目にしみる
この庭園は、
岩崎小彌太が京都の名造園家「植治(うえじ)」こと
7代目小川治兵衛に依頼したもので
近代庭園の傑作とのことである。
国際文化会館
今では海外からの宿泊者や会員たちの集まりに使われている
この場所に集まってくれたのは
大学の同僚たち
学会の研究者仲間たち
出版社の編集者の人たち
ゼミの卒業生たち
そして、私と同じ道を進み始めた大学院ゼミの教え子たち
長い人とは互いに大学院生のときからの40年のおつきあい
私の著書を出してくれた編集者の人たちとは10年20年のおつきあい
一番最初の教え子と出会ったのは彼らが20歳のころなのですでに25年のおつきあい
学会仲間の人たちは年齢もさまざまである
異色の参加者として当日来てくれたのは
日本フィルハーモニー交響楽団の三名
日本を代表する木管奏者だ
この日のために木管トリオを作って
15分のミニコンサートを贈ってくれた
文学研究者としての私のキャリアの中に
音楽に費やした時間があったことを
参加者の方々に披露することができた
コンサートの音楽を軸に当日の様子を伝える10分ほどのビデオクリップ↓
知人が編集してとどけてくれた
https://1drv.ms/v/s!AkBlq0GJV4jBgdxyUCA75wNhDCVkGA?e=B60g0C