東京と軽井沢の二拠点生活を、横浜と軽井沢に移行することにした。
世田谷のマンションを引き払うにあたり、これまで集めたものを手放す時がきた。
 
ひとつづつ吟味して、これからもそばに置くもの手放すものを決めていく。
手放すものについては、行く先を見据えてきちんとお別れしたい。
 
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40年以上大学教授と研究者をやってきた。
その間、手元に保管した文書・書類の量は大変なものだ。
 
A 紙の上にインクがのったもの (つまり印刷されたもの)
B 自分の手でインクを紙の上ににせたもの(つまり書き込んだもの)
 
A大学教員としての事務仕事の資料など。一番大きいのは教授会資料。
B研究者として書き込んだ資料やメモや原稿など
 
だまっているとどんどんたまっていく。
 
現役時代は研究室を持っていたのでそこにためておけた。大学側が年に二度くらい書類を回収して焼却してくれるシステムもあった。成績や単位など個人情報満載の書類、入試関連の資料など外部にだしてはいけない書類などを処分してもらえた。
 

退職した今、手元にある書類は主として研究論文や著書を書くためのメモや資料、研究発表や講演原稿つくりのための資料などなど。

 

論文を書き終わっても、講演をし終わっても、使った資料はまとめて残しておく。

次に使うことがあるからだ。

 

 

年月日と論文タイトル別に整理した書類たち。

 

 

研究発表や講演に使った資料たち。
 
 
論文査読(学会誌に応募してきた論文を審査する)の資料や、
編著(編集して一冊の本を作ること)を作ったときの収録論文のゲラなど。
 
 
代沢のマンションを引き払うのに
どの程度これらを整理することができるのか。
チャレンジはつづく。