週末に学会があったので東京にいる。

 

東京を離れることに決めているからなのか、渋谷駅の雑踏の何とも言えない重苦しい波動に息がつまる。

 

外に出たくなかったが夕方になって最寄り駅のあたりまで用事をしに行った。気温も下がり少し楽に息ができる。

 

九月とは思えない蒸し暑さが続いているが、6時をすぎた街をあるくと虫の声がかすかに聞こえてくる。

 

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私の住んでいる世田谷区代沢は目黒区に隣接する街だ。

 

最寄り駅は井の頭線の池の上駅

 

となりの下北沢駅の影にかくれて目立たぬ駅だが、最寄り駅というのは何かゆかしいものがある。

 

 

 

 

住宅街を抜けて線路沿いの坂を上ると池の上小学校の建て替え工事現場がある。

この小学校に通った卒業生はこのあたりに住んでいる人もいるだろう。

新しい校舎を見てどのような気持ちになるのだろうか。

 

私の通った横浜市立港北小学校。東横線妙蓮寺駅から坂を上った丘の上にある。

先日行ってみたら新しい校舎になっていた。建物の位置が全く変わっていてちょっと寂しい。

運動場におりていく急坂のみが以前の面影を残していた。

 

 

駅前の通りへ出て右手にある菓子店が今日の目的地だ。

 

 

Pierre (ピエール)

東京世田谷の老舗洋菓子店池上ピエール

 

1971年創業

 

支店を一切出さずに50年以上の歴史を持っている。

 

間口三メートルほどの店舗の中に入ると右側にショーケース。

 

その奥で菓子製造がおこなわれている。

 


オーナーシェフの紹介が書いてある。

 

 

添加物や防腐剤を入れず、きちんとバターを使っている ”真面目なお菓子” である。

 

大量生産で広告をうちまくりの ”スイーツ” が横行。

インスタなどで紹介されると店の前には行列ができる。

 

そんなお菓子の対極にあるような

ひっそりした存在がピエールというお店。

今の時代、何よりも貴重に思える。

 

焼き菓子の詰め合わせを購入。

 

明日会う友人への手土産だ。