知合いの酒屋さんの店先でおしゃべりをしていた。
手に大きな荷物をもった若い男性が入ってきた。お客ではないようだ。
このあたりを歩いてお菓子を行商しているものですが、
商品を見てもらえませんか?
聞けば松本の方からやってきたという。大量流通に乗せずによい商品を届けたいという動きがあるが、その一つであるのかと見守った。
荷物の中から出されたのは菓子パンや駄菓子のようなもの。
酒屋のおかみさんは親切に対応している。
後になって彼女は言った。
昔、父がよく言っていました。
”この店に入ってくる人は何かのご縁で来てくれる。
だからどんな人も受け入れるんだよ”と。
家族に食べさせるのだと彼女は菓子パンを10個ほど購入した。
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帰宅してそのパンを食べようかと思って裏にある成分表示を確かめた。いつもの習慣だ。今回だけ何かを疑ったわけではない。
だめだ!!!
どうしても食べられない。
その理由1:マーガリンが使われている。マーガリンはトランス脂肪酸でできていて、海外では食品に使用禁止になっているところが多い。プラスチックを食べているようなものと言う人もいる。
その理由2:(国内製造)表記の意味。海外から輸入した材料を”国内”で加工したという意味。多分、小麦粉はアメリカあたりからの輸入品を使っているのではないか。アメリカ産小麦粉で日本に輸出されるものは、収穫前に枯れさせるため農薬グリホサートがたっぷり散布されているとの証言がある。
その理由3:食品表示にならぶ成分は、/ (スラッシュ)の後に添加物、防腐剤が記されている。12種類もの成分が記されているのは見たことがないほど強烈だ。
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商品名:コーヒー屋さんがつくったクリームパン(ミルクティー)
名称:菓子パン 原材料名:乳などを主要原料とする食品(国内製造)、小麦粉、砂糖、マーガリン、カスタードクリーム、乾燥卵、パン酵母、食塩、乾燥黄卵、粉末紅茶、こんにゃく粉加工品 / 乳化剤、グリシン、増粘材(加工でん粉、増粘多糖類)、ph調整剤、香料、酵素、リン酸塩(Na)、B. B1, V.C, カロテノイド色素、酸化防止剤(V.E)、卵白リゾチーム、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む)
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どうしてこんなことになってしまっているのか?
わざわざ行商してまで売りたい商品のはずなのに、
その食品がどのような材料でできているのかについて
製造者も販売者も気にかけていないのだろうか?
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各国で許可されている食品添加物の種類である。
アメリカ 133種類
ドイツ 64種類
フランス32種類
イギリス21種類
それに対して
日本1,500種類
添加物の基準もいろいろあるそうだし、この数字への異論もあるようだ。すぐにうのみにするわけではないが、それでもやはり、なにやら科学薬品みたいなものがたくさん盛り込まれているお菓子には手をだしずらい。
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オランダで暮らしてきた知人が日本に帰ってきて驚いたと言っている。
それは食パンが何日たってもカビが生えないこと。
オランダでは2日もするとカビがつくのだという。
日本の食品には防腐剤がたっぷり入っているのだ。
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私の住む街で50年以上の歴史をもつケーキやさん池ノ上ピエールのお菓子の成分表を書いておく。上記の菓子との対比は歴然だ。
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池の上ピエール
全卵、バター、砂糖、生クリーム、アーモンド粉、小麦粉、林檎、胡桃、チョコレート(砂糖、カカオマス、カカオバター)、オレンジ、栗、無花果、ベーキングパウダー、バニラビーンズ / 乳化剤、香料
