9月13日…新東宝の名脇役、大友純を連想させる風貌の「古書往来座」の店長によれば(やせてた頃は爆弾テロリスト風)、ネット販売の増加で古本屋も店舗販売自体が問われていると。対面販売の長所に比べて(客とのコミュニケーション、買い取り機会の増加他)、余りに経費がかかり過ぎるのだと。そういやどこの古本屋でも週休2日が増えた(1日は出品作業だろうが)。週休3日、4日の店も出て来るだろう。なら全部休みにしちゃえと考える店主も当然。漫画業界も崩壊初期は雑誌の赤字をコミックスで、次の段階では配信で補っていた。ふと気づけば編集も漫画家も、紙媒体に関われてる者はごく一部という状況に。漫画原稿を圧縮した鉛の原盤で下阪してたんだと70年代後半の編集事情を話しても、もはや誰にも通じない。
9月12日…”世界的建築家”とやらの隈研吾大センセ物件、富岡市役所の腐食景色振りは富岡製糸場と並ぶ群馬の名物(2大観光資産)。その目と鼻の先。上信線上州富岡駅のポンコツ化もハンパない(3大観光資産)。60年前後の養蚕農家のバラックさえ、もっと綺麗でしっかりしてたよ。これまた木造部分が多い。隈研吾がついでに設計したのかと思ったら、武井誠+鍋島千恵(TNA)と。2014年完成ですかっり一級の廃墟。黄ばんだずう様集団が腐敗した木造の壁面を這いまわり、「1枚~2枚~」との恨みのこもった皿を数える女性の声が響いて来そう。両腐敗景色見物ついでに、時間が余ったら富岡製糸場にもどうぞ。
久々に池袋駅に降りたら、人間津波の渦に巻き込まれてめまい。駅男子便所にさえ長蛇の列(女性の皆様すいません)。田舎の爺さんが近づく場所じゃねえ。『古典アメリカ幽霊譚傑作集』(夏来健次編・創元推理文庫)。選択も訳もセンス良く、大いに楽しめる。『赤旗』読者欄に、必ず短評が掲載されると予測。東京、高崎ともに特に見たい映画がない。前出書をゆっくり味わうために新幹線を避け、上野始発16時33分発の高崎線各駅で。ヘンリー・ヴァン・ダイクの「白い染み―ある絵の話」は、中でもしみじみしんみり。
9月11日…「高崎電気館」。今は『国宝』『スクラップ・ヘブン』『残菊物語』を17日間交互に上映中(間に『ここに泉あり』の無料上映も1度)。溝口健二をもう1本加えててくれたらなあ。ただ溝口も高崎では、「神保町シアター」ほどの集客力に欠けてる(入場者が「神保町シアター」空席とほぼ同じ)。ぜいたくを言っては切りはないが、それでも爆音映画祭やインド映画特集よりははるかにマシ。特に前者は一部人間の個人的趣味としか。新企画考えてよ。
昨日の同館帰り。途中の中央銀座通りは北関東屈指のシャッター街。ビンボ能無し邦画のロケのメッカでもある(高崎フィルムコミッション筆頭お勧め”商品”)。その一角の”本のデパート”「天華堂」に、お客さんが1人居てビックリ。テメー手ぶらで退店したらぶっ飛ばす!平日昼間でもほとんど開店してない。天ぷら屋、ラーメン屋、八百屋、洋品屋などがポツーリポツーリと営業。最近気づいたが、陶器屋さんて立派な店構えが多い気が。無論、今はひなび切ってしまってるが、昔は儲かる業種だったのか? あと豆腐屋さんほどじゃないが、帽子屋さんも結構しぶとい。各種学校需要のお陰か?まいなぁぼぉいの実家も確か。まだ営業してるか?(千葉県)
今日も草刈りを90分枠で。腰にも来るが爽快感もひとしお。紀子君が還暦の感想を文書で回答と。駄目じゃん。お爺ちゃんを見倣ってちゃんと記者会見しなけりゃ(税金で凌ぐ者の基本的道徳)。夫の両親の時代からの一方通行的悪習を踏襲。だからパンパン詐欺師総理が真似すんだよ(防弾ガラス越しの演説とかな)。主権者のではなく、”奢れる権力者の象徴”と化してる今の皇族。
9月10日…昨日は商売もサッパリ。臨時の土方仕事といい、とんだ誕生日プレゼント(73歳)。「古書往来座」にも顔出しせねばならないが、この天気ではどうも。高崎より先に遠出する気になれない。そもそも世間に必要とされなくなってる年寄り。こうして行動半径を益々狭めては冥土に接近するのだろう。ただ言葉とは裏腹に、人世がまだまだ続くと根拠なく勝手に思い込んでる部分も。都合のいい生き物だ。
「高崎電気館」で『スクラップ・ヘブン』。観客7名。ほとんど筋が理解不能。居眠りしたせいもあろうが、加瀬亮、オダギリジョー、栗山千明、柄本明の台詞の7割前後が聴き取り不能。因業ツンボ爺さんだけで、若い人には聴こえるんかい? ただ脇役の台詞はほとんど理解出来る。演出&録音技術に問題ありでは? 独り勝手というか、脚本兼演出の李相子監督は、他者との会話を拒否してるかのよう。『国宝』は見てれば聴こえなくても目で楽しめるが、こっちは無理。20年前からの難聴映画の巨匠、か。怒りを秘めた数少ない監督と、実は内心姿勢だけは評価してるのだが…。
『軍都を歩く/基地と住民の地域生活史』(清水亮・中公新書)に続き、『戦争はラジオにのって/1941年12月8日の思想』(櫻本富雄・マルジュ社)読了。いずれも好著。後者で伊藤信吉も翼賛詩を書いてたと初めて知る。萩原恭次郎、瀧口修造、草野心平、金子光晴、竹中郁、小野十三郎がそうなのは知ってたが。脇役も主役に追随するのだな。
9月9日…枢軸国側のドローンないしミサイルは、まずIHIエアロスペースと沖電気を襲うだろう。やや距離がある拙宅は安全と愚考。所が調べると、横尾製作所や田中貴金属も宇宙軍事関係に深く関与。前者はともかく、後者は比較的近所。第二次攻撃の際は我が家もまる焼けか。ちなみに富岡市内大手軍事産業群(死の商人企業)、IHIエアロスペース、沖電気、横尾製作所、田中貴金属が、”鏑川髑髏(どくろ)会”なる懇親会を結成してるかどうかは未確認。平和産業企業マンナンライフを邪険に扱い、市内ではなく甘楽町に新社屋を持ってかれた榎本市長時代の富岡市。いかにも日本一の朝鮮人差別知事、山本一太のポン友らしい振る舞い(落選して当然)。ドローンはこいつらの豪邸だけ狙って欲しい。
何だ。『日刊ゲンダイ』。20円値上げになったのは土曜日だけか。昔も土曜だけ高かったが、最近は同額だったよ確か。各種ギャンブルがあるから、週休2日には出来ないのだろう(ヤボテンには詳細は不明)。今日の『東京新聞』の「こちら特報部」。自衛隊員が退職しようとすると、因縁つけられ妨害されるのだと。つまり国が足抜けを許さない暴力団と同じ真似を。創価学会も有名。独裁的腐敗組織は、金銭の強制的上納と脱退阻止が2大特徴。これは思想信条には無関係で、新左翼も同じだった。大学の後輩で反帝合評のシンパが。一時俺の勤務先の編プロデでバイトを。「しばらく集まりに顔を出さなかったら、バイト先のテレビ局まで押しかけれて大変でした。やってる事はまったくやくざと同じで…」ヤクザは裏街道を身銭で闊歩。防衛省が公金で暴力団気取りとは呆れ果てる。公安委員会は同省を広域組織暴力団に認定すべきだろう。
腰が痛い。草刈りのせいではなく土方を1時間ほど。昼前、毎日のように来るヤマト運輸の兄ちゃんのトラックが、裏の堤防で脱輪して川に落ちかけた。30~40分後に同僚が大型トラック駆け付けて、無事に救出。よかったよかった。だが荒らした土手をそのままにして帰っちゃった。女房が毎日数回車で往復する道。せめて土盛りせねばとひと働き。相手が”鏑川髑髏会”の車なら絶対に黙っちゃいないのだが。まだ同社も緊急時の従業員への教育不足。保険とかが下りるのなら悔しいな(証拠ほぼ隠滅)。
9月8日…本社も富岡市内に登記してるから、税収も雇用も増えると考える人も多いIHIエアロスペース。いくら上信線で、”群馬から宇宙へ”との偽装コピー&イラスト入りラッピング電車を走らせようが、純然たる死の商人(旧石川島播磨重工業)。いざとなれば前大戦で徹底して焼き払われた、中島飛行機のあった太田市周辺と同じ運命。上信線東富岡駅に面した、黒字リストラで有名な沖電気。軍事部門を大強化中らしいので、いざとなればこれまたいい標的。炎は近所の隈研吾設計腐敗物件富岡市役所から、世界遺産の富岡製糸場まで延焼しそう。軍都の呉ほどではないが、富岡も他国の人々の死で儲けてる街なのだ。ちなみに沖電気は横尾製作所(ヨコオ)同様に、戦中に空襲を避けて市内に疎開。経済人が学習しないのは政治家同様だ(主権者も)。
「高崎電気館」。『残菊物語』(監督/溝口健二・’39松竹)『国宝』(監督/李相日・’25)。6名。13名。映画芸術の神髄と言ってもいい傑作の次に、昨年のヒット作『国宝』を上映とは、館関係者も意地悪だ(高尚な趣味?)。前者、舞台裏、夜の繁華街、貧乏長屋を舐めるやや傾いた撮影にただ恍惚。後者、成人後の主人公2人の区別が良くつかず混乱。若手女優の台詞もほとんど聴き取れず難渋。難聴面は両者共通だが、前者には字幕導入も考えるべき時代だと(『七人の侍』とかも)。後者は録音技術も発達した時代で、最初の濡れ場後の女優の台詞がなぜOKなのか謎。あれはツンボ爺さんでなくても聴こえなかったろう。カッチリとした映画は撮るが、鈍重感が抜けない李監督。今回は受けそうな場面はバラエティ番組のように、全体の調和を無視して何度も繰り返した演出が、ヒットに貢献したのでは。『残菊物語』とは違い、3年後には忘れ去らてるだろうが。
9月7日…『文化人たちの大東亜戦争/PK部隊が行く』(櫻本富雄・青木書店)。面白いのだが、1度読んだような記憶も。ただ草野心平の全文掲載翼賛詩は、初めてのような気も…。著者も詩人だから同業者への検証、批判はひときわ鋭い(金子光晴などボロクソ。それとは無関係かも知れないが、最近はすっかり忘れ去られてるな)。再読でもいいから最後まで読もう。と思ったが読み進むにつれ次第に記憶が甦って来たので放棄、『花魁と油売り』(岩波文庫)に。余命短い老いぼれは、残り時間を大切にしなけりゃ。
『日刊ゲンダイ』が220円に。仕方ねえな。仕方なくねえのが高崎駅の有人改札口。人間が消えてテレビみたいなのがポツン。上信線上州七日市駅ではなく、北関東の交通の要所たる高崎駅でのこの暴挙。毎日乗降客が30万近い秋葉原駅5番線に5席、6番線ホームにも10席しかベンチを置かない、反社会的銭ゲバ企業JR東日本のドン欲さは底なし(新設なった御茶ノ水駅は何とベンチゼロ。病院の街なのに。イスラエル並のJR”ジェノサイド”東日本)。お陰で高崎線内で拾得したスマホを、わざわざ新幹線改札口にまで。儲かる部門はちゃんと有人。肥溜めの臭気溢れるド腐れ巨大公共交通機関。
従来、拙宅のティッシュは生協専門だった。最近切れたのでネピアを臨時に。これが凄い。ゴワゴワしててブリキで鼻をかむがごとし。こういう蝕感が好きな人が? ブリキは確かにややオーバーだが、ノリの効いたYシャツみたいな使い心地なのは事実。1枚1枚にノリが効いてるネピアのティッシュ。
9月6日…『花魁と油売り』(岩波文庫)。165Pの”ボーイが酒肴を並べ~”は悪乗り。明代が舞台なのに英語をわざわざ使い、シラけさせるなよ。漢字の本家。いくらでも代案はあるはずだ。救援連絡センター発行の機関紙、『救援』情報。囚人の生活を助けるとの名目で、全国の刑務所を股に掛けて暗躍する詐欺師がいるのだと。数十万だまし取られた被害者も。貧困ビジネスの刑務所版。官憲受けする刑務所の床屋人情話なんかじゃなく、こういう事件こそ映像化しろって。
「シネマテークたかさき」で『MOTHERLAND』。6名。半分まではそれなり(96分)。メカスの『リトアニアへの旅の追憶』を思い出したり。だが後半メタメタ。リトアニア若者群像などどうでもいいじゃん、本作の場合(優柔不断な主人上の美少年が作品水準を象徴)。サジ投げてうつらうつらしてたら終ってた。太秦配給映画ってこんなんばっか。志だけは高いオール失敗作(太秦人工ダイヤモンドライン)。成功作は高くて買えないのだろう。冒頭で同社マークを見ると憂鬱になる昨今。よく潰れないよ。大きなお世話か。
9月5日…昨日の「シネマテークたかさき」。『カウント・ベイシー』『フィッシュストーリー』(各初日)。13名。5名。前者並だが、資料映像の選択センスはいい。例によってベイシー讃歌に溢れてたが、俺の見解。時代とはいえ、奥さんにダンサーを止めさせ専業主婦を強制したのは横暴。知的障害のある娘さんを関係者に秘匿。自宅で贅沢三昧に育てたのは、ホントに両親死後の娘の生涯まで考えての選択か?(その後の彼女は映画では不明)見栄っ張りで女好きのギャンブル中毒。年に10か月巡業バス生活。自業自得。でも音楽は楽しい。ビリー・ホリディの歌唱場面。カットなしのフルバージョンで見たかった。後者。超ノロマな中村義洋監督の演出で脚本家の努力メタメタ。俺が脚本家なら転職する。
グッドタイミングで出た『花魁と油売り』(岩波文庫)。予想以上の痛快さエロさ。「西部古書会館」帰りに、「満洲」でも餃子を食べながらずっと。高円寺の店舗だけの弱点かもしれないが、各テーブルの水容器により頻繁に氷を補給してくれれば、「日高屋」に完勝かも。爺さんが洗い場で今日も頑張ってた。
「神保町シアター」で『雨月物語』。大入りで整理番号85番(前回の『西鶴一代女』は完売)。芦川いづみでもここまでは当たらなかった。最近まで溝口健二は不入りで有名だった。「?」興行というのは分からない。しかし同館の爺&婆様1200円、一般1400円は高い。2番館的存在の「早稲田松竹」や「シネマリス」なら分かるが、著作権切れの旧作だし。人種性別差別スキャンダルの新潮社と覇を競う、セックススキャンダルの小学館経営。世間様お騒がせお詫び料として200円値下げしろ。
9月4日…需要を上回る過剰な供給がなされてるせいとは思うが、石原裕次郎、小林旭、市川雷蔵、勝新太郎(最悪!)、田宮二郎、加山雄三、草刈正雄、中村錦之助、鶴田浩二、ついでに松方弘樹、浅丘ルリ子、岩下志麻、加賀まりこ、緑魔子、秋吉久美子他は映画グッズマニアにホントに人気がない。汗臭い男優、自立した女っぽいイメージの女優は好かれない様子。映画監督にも似た傾向が。木下惠介、今井正、今村昌平、森崎東らが敬遠されるのは世相に合致するが、市川崑、伊丹十三、森田芳光、青山真治、園子温らが不人気なのは良く分からない。特に市川崑は高名な割には昔から監督業界の勝新太郎。映画のレベルとはもちろん全然無関係。
上信線で『天皇と人権/戦前戦後を貫く「日本的歪み」の正体』(森島豊・講談社現代新書)。名前を聞いた事もない著者だが、分かりやすく忖度もない。”自由主義者面した天皇制教徒”、保阪正康や内田樹にゲッソリしてる人にお勧め。原武史以外にも信頼に値する書き手が、俺的には出現した感じ。まだ半分しか読んでないが。
9月3日…ディケンズの作品ではそう有名ではない『バーナビー・ラッジ』(中公文庫)。人気がないって事だろうが、フランス革命を倒された側から描いたように見えるせいかな(舞台はロンドン)。プロテスタントは怒れる民衆の象徴にしか見えない。だが彼等は乱暴狼藉を働くならず者集団扱い。しかも結局は王様&カトリック勢力に撲滅される。無論、天才の群衆描写は『戦艦ポチョムキン』真っ青で(視点は逆)、読み始めると作者の意図など乗り超えた面白さの渦中に(ドストエフスキーと同じ)。でも一種のハンディを背負ってるのは否定し難い。ヒロイン、ドリーの徹底した人格侮蔑描写に嫌悪感を抱く女性も多いだろう。でも1度読み始めたら途中放棄は不可能。
村上”エルサレム賞”春樹の全集が新潮社から出ると。伝統ある右翼反動人種性別差別主義出版社、新潮社もこれでしばらく安泰だ。金銭面や営業力に関しては、講談社も文藝春秋も引けを取らないと思うが。要はハルキ君はイスラエルや新潮社イズムが大好きなんだろう。もっぱらコーヒーはスタバ、買い物は楽天かどうかまでは知らないが。
『キイハンター』に岡田英次。60年代前半で役者としては死んでた人。でも演歌歌手と同様に余熱で喰えるんだな。柄本明も井浦新も裸足で逃げ出すスッカラカン演技(神田隆もだったが)。しかしある世代は演技力ではなく、”24時間の泉”の岡田英次を見て満足するのだ。考えれば凄い境地。『原子力戦争』も悲惨だった。演歌歌手的俳優は今も多い。
9月2日…”軍事費10兆円超えか””概算要求 防衛省金額示さぬ項目多数”(昨日の『赤旗』1面のリード)。種々問題の多い政党だが、カラスは黒い白鷺は白いと公言する新聞を発行してるのは同党だけ。この面では残るまともなメディア、『週刊文春』『日刊ゲンダイ』を凌駕。文化面は後者2媒体にかなり劣るが…。翻って考えれば、3媒体を国税庁や調活費泥棒検察を使って撲滅すれば、翼賛体制完成。司法が機能してない国(伊藤詩織)は、主権者も終始人質みたいなもの。WOWOWの『戦いのあとの風景』。強制収容所の収容者が肥満ぞろい。難しいのは分かるがちょっとなあ。
良くここまでイモなものが出来たと感心。仕事柄新旧の映画のチラシに接する機会が多いが(ポスターも)、リバイバルの際に先人の築いた偉業に唾するような代物が多い。配給会社までは憶えてないが、秀作『さらば青春の光』再公開の際は、バイクに跨った主人公の背景の夜景をそっくり削除してて啞然(映画のムード一変)。アラン・レネ監督の『去年マリエンバートで』もポスターチラシ類も有名。女性のアップの後方に、庭で立ち尽くす人々が点々としてるアレ(ホカホカ弁当で待つ際に、映画好きの友人と一緒だったので、ポーズを真似て受けた記憶が)。今日、偶然19年にデジタル版を公開した時の同作チラシを。感想が本段落トップの1行。配給元はセラ・インターナショナル。もちっとまともなデザイナー起用しろよ。登場人物が立ったまま泣いてる。多分な。
「シネマテークたかさき」。17時開始の『バカンスは始まったばかり』。面白い! でも観客はたった5名。25名入っても全然おかしくないが。”日本一の朝鮮人差別知事”、山本一太を戴く群馬県ではこの程度か。ネーム(台詞)が多いのだから、録音にはもう一考を要すると(薄毛ツンボ爺さんには2割前後の台詞が聴き取れず)。女優より男優がどうも。『七人の侍』ではないが、字幕付き海外版はより受けると思う(皮肉ではない)。
9月1日…フェリーニやタルコフスキー、ホウ・シャオシェンや大林宣彦に比べて、映画グッズマニアにはサッパリ人気のアンジェイ・ワイダ。WOWOWでの『大理石の男』をチラ見してるが、疲弊した都会の風景描写など実に魅力的だが。政治的主張を常に忘れない姿勢が(邦画以外じゃ深呼吸的行為)、アメションパンパンタカイチを5割強が支持してしまう、愚昧な政治意識しか持てない人々の興味を引かないのかも。ダニも加わり湿疹が最悪(老いたるマタンゴ)。皮膚科の待合室でディケンズが読めるのはうれしいが。
中道消滅。比例で公明党候補を上位に並べて当選させたので、もはや用済みって事だ。額に”官房機密費”って刺青を彫ってる野田佳彦。”財務御礼”の4文字も追加しろ。しかし屁みたいな野郎だな、野田稚児の小川代表。ボンクラドキュメンタリスト、大島新が注目するだけある。病院が空いてたので、ディケンズの『バーナビー・ラッジ(下)』(中公文庫)が余り読めなかった。
『シティロード』は状態が悪くも、『キネマ旬報』『映画芸術』『イメージフォーラム』『スターログ』『スクリーン』『ロードショー』他よりよっぽど人気が。退屈極まりないヨイショ映画感想文&グラビアより、各時代の行事データの方が関心を引き、想像力を刺激するのだろう。『ぴあ』もかな。俺はヤボテンだがシティ派だったので分からない。所持しないブツの値段を調べるほど暇じゃないし。