2月12日…大江健三郎って傑出した小説家だが、実にヤボな田舎者だと実感させた、 『本当のことを言おうか2 谷川俊太郎精選対話』(岩波書店)。確かに都会者ではあるが、同水準の詩人でしかない谷川に、そこまで遠慮する事もないのに。やたらに外国人インテリの名前を出しては、ダラダラと演説口調。校正は真っ赤だったろう。谷川が困惑してるのが何とも。馬鹿っぽくさえ見える域。
町山智浩通信や『赤旗』外報面を見てるとアメリカも大変らしいが(キシャクラブメディアでは実感できない)、一般主権者だけでなく、金持ち、有名芸能人&文化人が公然と独裁者トランプを批判してる姿に救われる。射殺されるかもしれないのに。マッカーサーじゃないけど、確かに日本人は12歳。しかもキンタマもオマンコも無い。清潔なキンタマ&オマンコを備えた、『赤旗』『週刊文春』『日刊ゲンダイ』は今後もひるまず、不潔なアメションタカイチの恥部を暴き続けて欲しい。国税庁には用心しつつ(裏金警察、調活費泥棒検察、営繕費豪遊司法にもな)。国中が統一教会の別荘地になるのは嫌だよ。
2月11日…昨夜の「シネマヴェーラ渋谷」。『愛の嗚咽』(’32米国)。珍しくガラガラ。20人も入ってない(「新文芸坐」的光景)。キャサリン・ヘップバーン主演で、ジョージ・キューカー監督ではこんなものか。確かにキャサリン嬢の絶叫芝居には頭痛が。でも作品としての出来は悪くなく、それなりに楽しめる。ただ時代背景のせいとは言え、精神障害者への差別的表現は強烈で後味が悪い(特に終幕)。精神病は遺伝の可能性が高いから、父親は離婚されても我慢して、娘も生涯独身でいろとのメッセージ(かいつまめば)。100年以上前の製作とはいえ、誰も異論を唱えなかったのか。精神障害者が皆無の家系なんてあり得ないのだし。
ネット上のニュースで何でこんな馬鹿にコメンテーターをとを呆れると、発信元の8割が『日刊スポーツ』。先祖帰りした朝日新聞社の、今は無き『朝日ジャーナル』に代わる看板媒体(新大日本帝国万歳!!)。”朝日人”とやらはホントに昔から世渡り上手。かく輩の中で”汚れ松”とか蔑まされていた松本清張。よりストレートな社内事情描写も、未発表原稿でしてたんじゃないか。今となれば小林信彦日記以上に興味が。いずれも現世じゃお目にかかれそうにないが。
『本当のことを言おうか2 谷川俊太郎精選対話』(岩波書店)読了。”精選”なる言葉を使用する糞傲慢さ、谷川の略歴内容の俗物さに加え、もひとつアホな点を発見。対談者ごとに扉が(表には谷川に対するのと同様なイモな相手紹介)。その裏ページに目次みたいなのが。1まではどうでもいいのでシカト。今回初めて目を通したら、初出時のリードの列挙。つまり本文を読めば誰にもわかる事。何の意味が? 担当編集者の底抜けの馬鹿さに感動。馬鹿と言えば今日の『東京”望月”新聞』。JR東日本社長、喜勢陽一社長の連日の列車ストップ事故への謝罪会見を撮ったカメラマン。下げた頭を上から。白髪頭ばかりで、修繕費をケチって事故を招いた吝嗇社長のマヌケ面は見えない。チョイと前までのカメラマンは、床に寝転んで下から表情をハッキリと。プロの常識。ボンクラカメラマンの名前も明示しろ(配慮に感謝した喜勢社長、同紙にだけ広告を増やしてくれるかな?)。
2月10日…新聞、テレビ、ネットを問わずにニュース類を見る気がしない人が多いと思う。新大日本帝国が再び無条件降伏する前に、くたばっちまう可能性が高い年寄りでもだ。ただこういう姿勢は都合のいい事にしか眼を開かない、情弱ネトウヨ的視線の延長に位置。『東京”望月”新聞』&『赤旗』をポストに取りに行って来るか。『東京~』1面の豊田洋一(編集主幹)の記事のリード。”合意形成怠らぬ政治に”。非常に分かりずらい。単的に”独裁的政治姿勢を改めよ”でいい。キシャクラブ業界での処世術に吐き気。共産党。4人だったと。半減だが立憲より割合から言えばマシ。立憲の”天皇裕仁+東條英機”級の責任を負うべき野田。「これ以上減らす訳には…」とかほざき、議員辞職もせずに居すわる目論見だろう。別にいんだよ。あんたが辞職して再選挙すれば。同党再建の第一歩になる。
今日は珍しく普通に動いてた高崎線。最近は隔日くらいでストップ。ふざけたことに多くの場合に新幹線は動いてる。管理不行き届きなのに結果的に特急券でボロ儲け。JR”放火商法”東日本。新幹線で代行輸送しろよ。上信線も昼間の運休の場合、代行輸送バスも出さずに上信ハイヤーでいい商いを。場末の弱小私鉄と同じ放火商法に励む、上場巨大企業のJR東日本。
2月9日…昨日の「シネママテークたかさき」。『YADANG/ヤダン』『小屋番/KO YABAN』。13名。満席(58席)。前者、韓国ポリティカルアクションの秀作。後者、単なる観光業者按摩絵はがきドキュメンタリー。入りは逆が当然と思うが、自国の自然自画自賛作品の方が、今の日本人には受けるのだろう。山小屋に就職した元企業戦士の若者。昔なら海外放浪がスタンダード。ホントに貧しくなった(パスポート所有率17%)。お母さんが嘆くのも分かる。全国的に当たってるとすると、『小屋番/九州編』『小屋番/四国編』『小屋番/北海道編』とか続々製作されそう。『漁小屋番』『家畜小屋番』『覗き小屋番』なんてのも参戦するかも。
統一教会も海外植民地を得て一安心。天皇制廃止は俺の昔からの持論だが、その代わりに文鮮明、あるいは女房が地位に就くと言うのだから狂気の沙汰。現宗主国のトランプと韓鶴子の召し使いが(総理大臣とか)、日本を朝鮮半島のように分割支配するのか(左翼共々消滅寸前の非売国右翼)。西廣陽子、角田由紀子の両弁護士、望月記者他が、『Black Box Diaries』完全封じ込めに成功したような政治景色。創価学会は二股かけた可能性が高い。近く自民党本部には野田佳彦の銅像が建つだろう。
薄っぺらで読む気のしない『東京新聞』は、いつも通り届いた。ただ昼過ぎなっても日刊『赤旗』が未着。余りの惨状に勤労意欲喪失か(気持ちは分かる)。2時頃にやっと。”共産党 田村・はたの・辰巳の3議席”(1面トップのリード)。見たためしはないが、立憲民主党の機関紙はどう伝えたのか? 日頃の半分程度のページ建てで、外電や雪害スペースが多く、選挙情報は控え目。5議席減じゃそうなる。立憲はより無惨な失業者集団と化したが、腐れボロ帽子懲りずに被ってたのだから自業自得。前回選挙での義理堅い共産党の恩を仇で返した当然の報い。共産党、れいわまでが沈んでしまったのは気の毒(福島私党の社民党には、立憲同様に同情心は起きない)。
2月8日…『ヴィジュアル版/沖縄文化論/忘れられた日本』(岡本太郎・中公文庫)。中身は素晴らしいのに、岡本敏子と外間守善の解説が下らない。前者は有能なマネージャー業に撤してればいいのに、沖縄の歓迎者の1人を”名家”扱いしたり島国根性丸だし(高峰秀子の周囲にも同類がおった)。後者は太郎が学んだソルボンヌ大学を、黄門様の印籠のように振り回す。著者略歴で担当編集者を誉めたが、赤坂憲雄だけにしなかったのは大失策。故人の著者略歴に露呈する編集者の知性&品性。
小学生程度の漢字も書けないので有名な、”ヒゲのおもちゃの兵隊の隊長”こと佐藤正久が、アメションタカイチへのトランプ(自国民射殺や元大統領を猿扱いするド気違い)の支持に感謝したと。人殺しの狂人とパンパンタカイチが同類だと公言。カツアゲ前のリップサービスに、被害者が犯罪者に平伏する倒錯。韓国カルトの統一教会が総理にした詐欺師を、米国がATMに。旧植民地と現占領軍にやられたい放題。あきれつつもそろそろ選挙に(群馬5区)。小渕ドリル優子&参政党しか候補者がおらぬので、選挙区は白紙(蓮實重彦大センセ様と違い初体験)。比例はれいわ(北関東ブロックの同党候補者は危ないらしい)。女房は比例は共産党だと。
8時前に行ったら投票者は終始俺たち夫婦だけ。確かに雪の中の外出は面倒だが、徴兵制で子や孫を失ったり、無闇に特高警察にしょっ引かれる時代を迎えるよりは楽だと。コタツの中でぬくぬくしながら、超軍拡増税で消費税をまずは12%にして欲しい主権者の方が多いのか。選挙区。白票は何となく嫌なので、”アメションタカイチ”と(無効上等!)。比例区はれいわ新選組。最高裁判事は2名ともに×。
2月7日…『貞子と慎一と昭和十七年の春のこと』(櫻本富雄・’03鳥影社)読了。”文壇のアベ派”として知られる笙野頼子の本(全部買ってるが)で知られる同版元は、諏訪市が本社。小諸市出身の櫻本と何かの縁があったのだろう。正直に言って小説はつまらない。ただ3年前の刊行で90歳になったと後書きで。ウィキでは生死不明扱いだが、きっとまだお元気なのだろう。『ヴィジュアル版/沖縄文化論/忘れられた日本』(岡本太郎・中公文庫)に。太郎にスカなし。折り返し前の著者略歴が美しい。文化勲章の類いはおろか、『谷川俊太郎精選対話』(岩波書店)のように糞みたいな受賞歴を列記、故人を冒涜するような馬鹿はしてない。著者略歴に出る担当編集者の人間的レベル。
前にも書いた気がするが、朝日新聞社は旭日旗の社旗を改めなくて良かった。見事(?)に先祖返りしちゃったから。今の社論とピッタシ。敗戦後2度も同社を訪れた天皇裕仁は、実に炯眼の持ち主だった(他社へは1度も)。彼としては戦中の忠義ぶり、敗戦直後の同社幹部の緒方竹虎が打ち出したと言われる、”一億総懺悔論”への感謝のつもりだったのだろう。額に御用と書いてある内務官僚が創刊した『読売新聞』等には、端から気遣う必要は無い。エセインテリに影響力があるリベラル寄りの媒体の方が、天皇一族及びその股肱には使い出がある。しかしアメションタカイチは天皇を平伏させると公言する、韓国カルトの日本総支配人(彼等の推しでの総理大臣)。重度の複雑骨折に見えるが、所詮は金にしか価値観を見出してない連中。白いカラスも神国ニッポンには生息すると言い繕い、結局は米韓に日本を分譲するのだろう。
拙宅には東京1区に2票。既に言ってはあるが念のために、選挙区も比例区も自民、維新、参政、国民民主、日本保守党意外に投票をと電話しとこうかな。御用政党の数が多くて舌を噛みそう(どっか書き忘れてる?)。野党も負けてねえな。中道、共産党、れいわ、社民…。まだあったっけ? 上の娘は「スターバックス」には絶対に行かない程度の社会常識があるが、下のが参政党に入れかねないタイプ。やっぱ電話するか。でも面倒だな。ブツブツブツ。
2月6日…昨日の「シネマテークたかさき」。『ジャグラー/ニューヨーク25時』『チャップリン』『モディリアーニ!』。12名。10名。2名。上。下。下の下。12時スタート。終了18時。J・デップって役者としてだけでなく、脚本を判断する才能もあると尊敬してたが、演出力はゼロ。俺と2人だけで鑑賞する羽目になった姉ちゃん、実に気の毒だった。円の更なる紙くずか化必至の情勢に、銀座の田中貴金属前には長蛇の列と。拙宅近所の同社群馬工場でも、地元特別販売をして欲しい。
神保町の「日乃屋」。60代くらいのスーツ姿のオッサンが、アメションタカイチのドラム並の騒音をまき散らしながらカレーを(スプーンはスティックじゃねえ!)。奥さん、子供、孫…誰にも1度も注意されなかったのか? 独身者だと死ぬまでカチャカチャ喰いのままだな。通りでいかつい体格なのに、優しい眼をした老人と行きかう。既視感。ギャンブル漫画の原作者として一時鳴らした(編プロも経営してた)、梶川良に似ていた。どうでもいいが。昨日の『週刊文春』、今日の『週刊ポスト』の各新聞広告を見比べると、文藝春秋社は拒否したが、小学館は素直に官房機密費受け取ったのだなと、素直に思えてしまう。
利害関係者、つまり親族が偉人を語るドキュメンタリーほど退屈なものはない。承知してるのについ『チャップリン』を。悪例の一級サンプル。石原慎太郎一家並の超速劣化ファミリー。”子供”に過ぎない連中が親にタメ口叩いてて笑止(全員が貧相&お下品フェイス)。しかも作家だ何だと芸術家の肩書き。知らねえよ!大嫌いなサンピン女優、ジェラルディン以外は全然!。ガキ共、誰も興味ないのにダラダラと自己語り。ジプシーの血をあそこまで特権化されちゃ、ジプシーもいい迷惑(字幕がジプシーを全部ロマにしてるのも不愉快)。長男のアホぶりは傑出してた。
2月5日…昨夕。「シネマヴェーラ渋谷」で『群衆の喚呼』『ローラ殺人事件』。30人台。40人台。いずれもコスミック版10枚組みDVDで見物済みだが、充分に楽しい。ただ前者は女性には嫌われるかも。ヒロインが奥村チヨの奴隷歌謡の主人公みたいなのだ。J・ギャグニーの落魄振りの演技が渋い。後者。観る度に思うが重厚過ぎる。面白いのだが水分が少なすぎるカルピス(まだ販売されてるの?)。濃厚味と言えばヴィンセント・プライス。それを押しのけちゃってる感のあるのが、クリフトン・ウエッブ。典型的なゲイ演技なので、女性も肉体交渉なしの単なる収集品かと思わせ不気味。ウィキを見たら私生活でもゲイだったと。地下鉄表参道駅で、石ノ森章太郎のコマ割りのように華麗なヒップラインのジーンズ姿の女性を目撃。寿命が3か月延びた。
可哀想な共産党の田村智子委員長。代表権のあるバフバフ志位が、やっと表面上は会長に引っ込んだと思いきや、米国&韓国カルトのスパイ兼詐欺師のアメションタカイチや、対極にある愛国的リベラリスト大石あき子に挟まれて、イメージすっかり埋没。「可哀想だから…」と女房は共産党に入れると。俺はれいわに既に5000円カンパ済み(手続きが複雑で結局は出来なかった、適菜収に比べてやりやすかったと)。老い先短い爺さん婆さんは、口先だけでなくまともな野党にバンバンカンパすべき(糞馬鹿なガキ共への遺産は少ないほど世のため人のために)。腐った警察、検察、司法、キシャクラブマスコミに庇護された、確信的犯罪者に政治は任せられない。
2月4日…流れるような流麗なコマ割り。けど情緒に流れ過ぎる直前に、必ず挿入される決め構図(覚醒!)。多すぎない適量ネーム。子供のころ大ファンだった石ノ森章太郎の、『変身ヒーロー誕生/石ノ森マンガ第1話コレクション』(河出文庫)を読み、夢中になった根拠がこの歳になって分かった。70年代初頭の学生時代に虫プロが倒産。彼の本も神保町に大量に溢れたので何冊か「日本特価書籍」で購入。無論面白かったが、技術的問題にまでは考えが及ばなかった。読みやすさでは手塚治虫より上かと。加えて最終兵器、湿気を終始失わなかった描線の色気の猥褻さ! 私生活では幸福とは言えなかったようだが、歴史に風化されない漫画家だ(スーパー過剰評価の辰巳ヨシヒロの対極。比較するタイプじゃない?いえいえ、描線の問題ですから)。今回はれいわにチャリンとカンパする事に。
若い姉ちゃんらが今よくはいてるダブダブズボン。確かにタレ尻率90パーセントの日本人男女向きな。しかし残る1割のヒップアップ女性は断固流行に惑わされず、かっこいいお尻のラインを世間にさらし続けて欲しい。この”私だけのケツ”を、自治体が子供生産機にしようとの薄汚ない動き(強制結婚策動)。異様な子供への自衛隊プロパガンダとパラレル。ホラフキ敵前逃亡韓国カルト奴隷アメションタカイチをトップにいただく軍隊が、いくら誇大宣伝しようが兵隊さんは集まらないよ。
2月3日…『あやかしの鼓/夢野久作ベストコレクション/夢の巻』(ちくま文庫)。初読から半世紀も経るとほとんど忘れてるので、いずれも新鮮。「鉄鎚」は記憶の匂いもしないから初めてなのか。小栗虫太郎なんかに比べ読みやすい夢野だが、600ページじゃさすがに一気読みは無理。『カスパー・ハウザー』(岩波文庫)とほぼ同量。朝から引っ繰り返って残りを片づけたいが、年寄りは色々雑用が多い(冥土への準備も含めて)。
拙宅は30年以上前に建てて以来仏壇も神棚も無い(実家の両親は当時ブツブツ言ってたが…)。ただ若い人は結構今も立派なのを作ってるような気が。日本人の横並び意識は全然変わってないし(3メートル幅くらいの道路の車の影も形もない赤信号を、ジッと守り立ち尽くす人々には戦慄!)。でもアメションタカイチは、そういう主権者だとしても舐め過ぎ。馬鹿度&ハレンチ行為は国賊アベより過激だし。7光り類いが無かっただけに、犯罪&ペテン行為への意識がよりアクティブ。元左翼の転向右翼に多いパターンだが、アメションの場合はキシャクラブマスコミやスケベ親父どもに甘やかされてる間に、「あたしは特別よ!」との妄想を肥大化させたのだろう。確かに”特別な馬鹿”なのだが、彼女の手鏡に写る自らは浅野ゆう子ソックリ。理屈での説得は不可で。「バスストップ」ならぬ「馬鹿ストップ」にしたいが、小渕”ドリル”優子と参政党のカルト候補者しかおらぬ群馬5区の有権者は、深いため息をつくばかり。
立憲の野田が中道のヤバい選挙情勢に緊急声明と。お前の顔が流されるとまた票が減る。党内には吉田はるみとか有能な議員も結構居るのだから、特級戦犯はさっさと辞任引退しろ(枝野も道連れに)。中道の巻き返しにはそれしかないと言うか、それだけで確実に票が増える。現状は新憲法下で東條英機が首相を、松井石根が防衛大臣を務めてるに等しい。国賊アベ&アメションタカイチ両内閣の最大の功労者が、野党第一党の党首だなんて笑い話にもならない。
2月2日…『ボンヘッファー』もだが、イスラエルのガザでのジェノサイド(7万人殺し)に比例、聖なるユダヤ人プロパガンダ映画が増えた。本作。前半に黒人差別問題も加えて新味を出そうとしてるが(ジャズやゴスペルの魅力のふりかけも)、結局強制収容所で殺されたのはユダヤ人だけみたいな表現に収れん、つい出資者、製作陣のお里が露呈(社会主義者、同性愛者、ロマ、身障者等の社会的少数者もまんべんなく殺された)。やたら英雄気取りの主人公も不愉快至極。当人は実在の人物でそうでもなかったらしいが、現実社会ではこの類いの口先人間は必ず敵前逃亡。陛下のために赤子に死ねと強制していた東條英機は、助かりたいがために頭を撃たずに偽装自殺するし(鬼畜米英に救命された特級の”国賊”)、アメションタカイチは”アタシは手でしゃべるので”との、幼児ですら発しない屁理屈を並べて大石あきこ、いや全主権者から逃亡。昔から”愛国心”は腐った卑怯者の一番便利な逃げ口上。
『世界一不運なお針子の人生最悪な1日』。これに一番期待してたが。脚本担当者が能もないのに風呂敷を広げすぎた。アイデア倒れ。必殺シリーズのファンだった可能性も。お針子に拘泥しすぎて絵的に「噓だろう」の次元に(ヒロインも100分間見続けたいような造作ではない)。『チャック・ベリー』。ビートルズやストーンズ、ジミ・ヘンドリックスの熱唱映像を、出し惜しみせずに最後までたっぷり見せてくれる。ただ主役の映像が貧弱。中高年以降のものが多く、メインで何曲も使用された分は、撮影者が下半身の動きを真面目に撮ってない。糞馬鹿野郎が。
『Black Box Diarris』の予告で、伊藤詩織が印象的発言。「日本は司法が機能してない」望月記者以下の粘着バッシング集団は、機能してるとの前提に立っているのだと。左翼内部にも息づく、高邁なる大日本帝国精神を踏みにじられたと怒っているのでは。「日本人じゃない!」(火元の女性弁護士の発言要旨)
2月1日…『大東亜戦争と日本映画/立見の戦争映画論』(櫻本富雄・青木書店)読了。津村秀夫と飯島正って、映画評論界の天皇裕仁&東條英機みたいな存在だったのだね。赤子、津村と飯島が見倣っただけか。飯島はバブル期に戦中の翼賛評論をまんま復刊してるし(「日本人を取り戻せ」とか、参政党並の妄言を吐いてたのも櫻本本で改めて知る)。戦争責任なんて文字通り”言葉の綾”(天皇裕仁談)だったのだ。『父子櫻』(監督/小石栄一/水島道太郎/月丘夢路/’44大映)が、”群馬県の富岡中学校(現富岡高校)で学徒錬成の撮影”との記述(144P)。まったくの初耳。調べてみよう。原節子が”大日本帝国のお姫様”だったのは有名だが(当人も確信的右翼)、”キング・オブ・熟女”の月丘夢路様が、戦中ここまで大車輪で活躍してたとは。艶やかさ過剰なので、”大日本帝国の愛人”とでも呼ぶべきか(当時風なら妾)。同著。戦下の映画評論家への批判が辛辣すぎると、当初の版元からは出版拒否されたと。是非腰抜け出版社名も記して欲しかった。無論、著者には間違いなく大いなる名誉だ(本来の意味での”文化勲章”)。
「シネマテークたかさき」。『ボンヘッファー』『チャック・ベリー』『世界一不運なお針子の人生最悪な1日』。観客数。約20数名。同。25名前後。出来。下。並。並。3本目に一番期待したが、題名&チラシセンスの良さには遠く及ばない水準だった。1本目開始10時30分。3本目終了16時28分。