4月9日…松本清張&笹沢左保ダブル御大の場合は、冊数も膨大なので防ぎきれない重複買い。手持ち本がない場合はともかく、気付いた時点で途中放棄して他の本に(3度買いさえ時には)。『さらわれて』(スティーブンソン・平凡社ライブラリー)は、買う前から「もう読んだような…」。けど記憶違いかもとの楽観的願望で購入(読み漏らしがあっちゃ大変!)。やっぱり読んでいた。ただダイナミックな展開で、再読なのに途中放棄を許さない。初版は5年前。今回買ったのは西荻窪の「盛林堂書房」。俺の”嫌記棚”から購入した人が、読了後に売りに来た分なのかも(妄想老人)。

 

 本来は国会前他の全国の反アメションタカイチデモを大々的に報じるだけでなく、大量動員された無意味な機動隊の威嚇的警備費用批判せねばならぬのに(都庁の電飾宣伝以下の公金の無駄使い)、完黙社畜キシャクラブマスコミ。民主党政権下の原発事故の際も最初はそうだった(俺も良く国会前へ)。極右統一教会パン助内閣下では、年収1千万台確保のために(NHKは2千万近い)、スパイ防止法&改憲実現までダンマリを続ける腹づもりかも。昨年の高崎駅西口での反ヘイト抗議活動以来、デモ趣味サボってる爺様。シャクだからどっかの抗議行動に久々に出かけるか。

 

 「シネマテークたかさき」で『ダーティハンター』。観客10名。出足部分というか仕込みはシャープ。だが風呂敷を解き始めると…。大映で活躍した木村恵吾監督張りのねちっこさ。表現自体は穏便なのに、見る者の神経の逆なで方はハンパない。105分だが、退屈じゃないのに長い悪夢に浸ったような。最終日にわざわざ出かけた甲斐があった。

 

4月8日…昨夜、ながら見物してたWOWOWの『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(J:COMの小山ルミ出演の『キイハンター』も併行鑑賞)。発色が派手でゴダールっぽいし、全体に漂う猥褻感にも感心。映画館でジックリ見物したい。”宮内庁御用達の映画評論家”、町山智浩は『落下音』を前から激賞。事前に彼の解説を見聞したお陰で、理解できたと感謝してる書き込みが複数。馬鹿か。それは明確な愚作の証明。添え木SEXして楽しいか?(GAGAは全国の上映館で、冒頭に町山の解説映像を流せばいい)

 

 今日は最低でも1時間待ちの内科へ。『映画論叢』71号、『80年代90年代、新しい日本映画の始まりと終わり―その裏側』(山田耕大×高鳥都・かや書房)があるから、退屈しないで済みそう。後者、中身は不明だが”2026年度最悪書名大賞”受賞は間違いない。考えた奴の馬鹿面が素面で直に見たくなるレベル。

 

 前出書。やはり老人が病院の待ち時間に読むのに最適の1冊。何のためにもならない、一方的な視点でのゴシップのボタ山(客観性とか映画の明日など糞喰らえ!)。かく野蛮さこそが死に損ない老人読書の醍醐味。屁っ放り腰でやられると逆に腹立たしいが、一応の水準はクリア(まだ半分だが…)。山田耕大が、”米とアイデアはタダ”と日本の風潮を嘆く発言を(記憶による要約)。”水と安全はタダ”との、イザヤ・ベンダサンの発言の派生表現と思われるが、映画界では水が米に変化? もひとつ。荒井晴彦が元革マル派扱いを。内田樹がそうなのは有名だが、荒井はマル学同(マルクス主義者学生同盟)だったんじゃ? 俺が岡留安則と勘違いしてる可能性もあるが。どうでもいいが(夜、10時過ぎに読了)。

 

4月7日…書名に惹かれて読み始めた『作家と編集者』(錦見映理子・蝉谷めぐみ・藤野恵美・乗代雄介・創元推理文庫)。まだ2作目だがなかなか。誰一人知らない作家ばかりの本を買うのも珍しい。本書は不明だが、『赤旗』の読者欄は昔から同文庫の紹介を頻繁に。広告のお礼なはずはないから、編集部にファンが居るのだろう。他国に攻め込まないだけ、北朝鮮がまともに感じられてしまう昨今。長い抑圧の続く同国国民には申し訳ないが。ついでに『東京新聞』の望月記者とフリーの鈴木エイト。立場は違えど人間、持ち上げられすぎると、なかなか平常心を保てなくなるのだな。

 

 今朝の高崎線。外人さんでは全然珍しくないが、空いてる弱者・老人専用席前の吊り革にぶら下がりながら、絶対に座ろうとしない日本人とおぼしき若者が。最近は時々見る。道徳心の発達した外人さん観光客効果の一つかも。無論その間にも、無神経な連中はその若者や老いぼれを押しのけてドカドカ座る。一向に気にする風もない若者。その境地に息ある間に達したいもの。

 

  初めての「シネマリス」で『ハウス・オブ・ダイナマイト』。観客8名。新味のない大味な1本。同館、勝手知ったる場所にあるのに、ビルに看板等が一切ないので気づかず、周囲を歩き回ってグッタリ。よく言えば落ち着いた、悪く言えばやや寒々とした地下の映画館。ただ「神保町シアター」と違いロビーにはちゃんとベンチも。場内にBGMを流さないのも好感を(館内お説教放送も無し)。ただ券売処理のシステムが、入りの悪いので知られる「新文芸坐」と同じなのがやや心配(大きなお世話!)。

 

4月6日…昨日の続き。1本目終了後の1時前。次の『立てば転ぶ』『結局珈琲』まで3時間近く。高崎駅に戻り「くまざわ書店」を一周。空き始めた「日高屋」でネギタワーラーメンとビンビール。両側の50~60代のオッサンもビンビール。何でもない平和な景色。青いパン助が破壊しようとしてるものの一つ。「パーネデリシア」へ移動。買ったばかりの『平野レミ大百花』(中央公論新社)。45分前後でほぼ完読。聞き手の大森亜紀が有能なので楽しめた。第三者の視点でつづった、和田誠&平野レミ像も読んでみたい。監督、女優の舞台挨拶があるせいか、40人前後の大入りの『立てば転ぶ』『結局珈琲』。個性的だがつまらない。ネーム(台詞)の多い作品なのに、前者はくぐもっててかなりの部分が聴き取れない。後者は改善されてるが、唯一役者名を知ってた柄本時生の7割方の台詞は意味不明。この程度のチンピラ役者にも駄目出し出来ないのか。安全で資金も集まりやすい身辺雑記映画。こういう作風もあっていいが、邦画の若手陣のほとんどが同タイプ。何を表現したいかではなく、とにかく監督になりたい奴の映画ばっか。スッカラカン創作者の熱い意欲なんて、見る側には一文の価値もない。

 

 官営騒音公害発祥地のメッカ、いやチッソ、東邦亜鉛でもなかった、富岡市役所(隈研吾のポンコツ雨漏り設計)。危機管理課の悪行を放置してる、榎本義法現市長の3選は絶対に許してはならない、市長選挙が始まったのかな。遠くで街宣車のマイク音。だが沖電気製の防災無線よりずっと静か。4人も出馬してるのに。まだなのか? やっぱり告示済みと。人口の多い地域優先か。静かでいいから永遠に来るなよ街宣車。とにかく、市長選挙よりうるさい富岡市の気違い防災無線。騒音出して住民に説教&雨ごい(21世紀だが…)。馬鹿丸出し。自宅での病気療養者&介護老人、夜勤明け労働者の迷惑など一切頭にない、ゴーマンな糞馬鹿野郎ども。新市長には危機管理課自体を廃止して欲しい。

 

4月5日…読んだばかりの『牛の首のある三十の情景』(入沢康夫・書肆山田)。整理しようとすると(廃棄の前段階)、間から紙片がヒラリ。版元の担当編集者からの、鈴木志郎康への献本の挨拶メモだった(’79/6)。ままある事だが、書いた側としては本の処分はともかく、私信類は捨てて欲しかったろう。義理を欠いてる俺のような筆不精者には、類した心配は一切ないが。昨夜のWOWOWの『ランド・オブ・バッド』。21世紀の戦争の実態が分かり感心。狂人戦争狂者やその老愛妾(持参金&抱き着き芸持ちブルーパン助)は、より安易に開戦したくなるだろう。『コンバット』時代とは大いに変わった。完全な退歩。

 

 朝一番の「シネマテークたかさき」。『落下音』。観客20人前後。下の下の下(配給会社GAGAは金を遣わない宣伝に熱心だが)。字幕問題というより、かく無能な演出者のデタラメな時間推移構成力で、全体の筋が分かった観客は一体何割?(チンプンカンプン) 映画愛だけは10人前の野心満々の愚か者が、過去の映画体験をごった煮にしただけ。衝動的思い付きの馬鹿の箱舟。撮影者の技量でハッタリを一応はフォロー(音楽の安っぽさも空前絶後)。役者もことごとく魅力がない。封切り料金で見る奴は馬鹿の極致と親切な提言。しかも155分!俺の余生を返せ!!

 

4月4日…長い終活営業が続く神保町の、「田村書店」と靖国通りを隔てたカレーの「日乃屋」。券売機&案内役の専属従業員が1名。俺は何とも思わないが、いちいちうるせえと思う客もいるだろう(座る席位置まで指示)。それにここの券売機は単純で、モーロク爺さんでも特に困らない。欠陥機械としか思えないすずらん通りの「小諸そば」、「田村書店」並びの「嵯峨谷」にこそ必要な要員では。帰りに「古書会館」の「けやき書房」棚で300円だった、『牛の首のある三十の情景』(入沢康夫・書肆山田)。最近は谷川俊太郎を良く読んでるせいか、遠い外国の翻訳詩集を開いてる気分。秀才のそつの無さにぶりに、黒沢清の映画群を連想。

 

 富岡市の気違い防災無線が少しだけ静かに。月曜日に俺が危機管理課に抗議に訪れた結果というよりは、雨が降り彼等も渇水を口実に説教演説出来なくなったため。水道局も消防署も自己宣伝は控えて、黙って本来の職務を遂行すべし。住民はあんたらの下請け業者じゃない。昨夜の『キイハンター』に出てた戸部夕子という女優さん。風貌しかうっすらと記憶になかったが、梶芽衣子タッチながら肉感的魅力は上。ウィキで見たら映画にも出てるが代表作に恵まれず、テレビを主に清純派の引き立て役がメインだった様子。ホントにもったいない(78歳で御健在)。中丸忠雄との息はピッタシ。月曜放送分にはまた真理アンヌが。60~70年代女優のショーウィンドウ番組。時々、島かおりみたいな場違い女優も出るが。

 

 一安心は早かった。富岡市の気違い防災無線がまた吠えた(夕方5時)。月曜日に危機管理課のK課長と面談した際の約束が完全ホゴに(週1回だけ、金曜日夕方に流すだけのはずだった)。4月から課長が変わったので、すっとぼけてるのか? いずれにせよ住民との約束を平気で破るような職員を野放しにしてる、榎本義法市長は管理不行き届き。3選を目指す資格は一切ない。糞面倒だがまた隈研吾設計の、腐りかけた富岡市役所に行くしかなさそう。

 

4月3日…『百年映画館』(藤井克郎・草思社)読了。盗作と捏造で有名な『産経新聞』記者上がりにしては比較的まとも。ただ10館を紹介してるが、AIが書いたんじゃとの疑惑も。どの探訪の場合も構造が同じ。開館の歴史→斜陽期のしのぎ方→館主の抱負→著者のご当地グルメ。3館で飽きる。広報部を通した企業記事書きすぎの果てって感じ。しかも終始特権的記者サマの視点。初期の川本三郎のような、一介の客からの冷静な観察眼はほぼゼロ。岩手県の「萬代館」編で、一戸町の人はいい人ばかりと繰り返してるが、あんたが図々しいだけだろう。場所は忘れたが2個からしか売らない食べ物屋で、1個しか頼まず注意しても狭い店頭立ち去らないバカップル。及び窓側でブラインドを下げて、景色見物が出来ないようにしてる、身勝手な新幹線の客。以上の2つのエピソードは面白かった。俺ならこういう部分を掘り下げるが。

 

 昨日の甘楽富岡地方の突風は凄かった。名物のからっ風も雷も、ここ10年くらいは落ち着いてたのに。キプリングの人種差別的思想は、諸作品を読んでて非常に嫌な気分にさせられるが、夢野久作のアジア人蔑視も露骨。いくら作品が素晴らしかろうが、贔屓の引き倒しにすることなく、クールに欠陥と認識すべきだろう。不思議なのがバルザックやドストエフスキー。両者ともに昔風に言えば要するに保守反動派。キプリングや夢野久作側の人なのに、小説類を読んでてそういう不快感を味わった経験はない(特にドストエフスキーは「作家の日記」他の評論では、ネトウヨまがいの発言もタップリ)。売れ行きを考慮して抑制したとも思えない。思想のかみ砕き方および表現力量の格差か?

 

 松本清張の「点と線」では、或る女のパンパンという過去がポイントに。だがアメションタカイチの”枢軸国側の青いパン助”振りは、既に世界衆知の事実。アメションにはパン助は成り上がった今現在であり、隠したい過去ではない。隠蔽したいのは経歴詐欺。つまり自らの政治的出発点。キシャクラブマスコミや畝本直美検事総長はすっかり飼い犬ポチ化(餌代は官房機密費)。恐れる必要はゼロ。『赤旗』『週刊文春』『日刊ゲンダイ』他(野党も含む)を取り締まるのが、スパイ防止法の本来の目的。いかにも統一教会仕込みの、”踊る抱き着き熟女スパイ”らしい発想だ。

 

4月2日…映画は20本前後、本は17~18冊がだいたいの毎月のペース。所が3月は映画は21本だったものの、本はわずか12冊。特に厚い本があったり、副業が多忙だった訳でもない。次回の「盛林堂書房」の”嫌記棚”の本を揃えるのに苦労しそう。毎週の『週刊文春』の広告をチェックしたくて、『プラウダ』や『人民日報』並の御用新聞を止められずにいる老人は多いと思う。『選択』もそれに加わったか。会員制の同誌。以前俺も購読してたが、元気だった『噂の真相』に比べるとノミの屁。しかも前納金が切れても勝手に送って来る。放置しとくとしつこい請求書が何度も。送り付け商法の類いだが、執拗さに往生して応じてしまう善人も多いだろう。一時同誌に籍を置いた編集者の内幕体験を後に読んだが、大いに納得した。

 

 毎朝、俺は町山智浩のトコで世界情勢の基本的知識を得て(NHK朝毎読望月共同時事他より役立つ)、浅野健一のトコに回って国内情勢の復習を。後者。周囲で種々の事件が次々に勃発して面白すぎる(こういう親は持ちたくないが…)。全盛期の本多勝一真っ青なスパーク振り。本多は活躍の多くを『朝日新聞』の名刺&財力に頼ってたが、浅野は単なる老病気持ちビンボフリー記者。”嵐を呼ぶ老いぼれライター”の、更なる活躍に大いに期待。『救援』の連載はイマイチだけど…。とにかく、物事の本質を楷書で伝えてくれるのは(鎌田慧は使い古しのシャチハタのハンコで)、この人と前川喜平くらい。

 

 「シネマテークたかさき」で『ブルームーン』。観客10名。上映開始後の入場なのに、腰をかがませない糞馬鹿客が増えた。俺の前席でなら間違いなく蹴飛ばすが。昨今のイーサン・ホーク。吉岡秀隆ではないが、宇野重吉に近い。そういう自信満々の演技。本人は気持ちいいのだろう。

 

4月1日…神保町の「三省堂書店」や「東京堂書店」より気分良く利用できる、「くまざわ書店」高崎駅構内店(狭すぎず暗すぎず、極右人種差別本を特別扱いもしてない)。弱点も。映画関連書コーナーのスペースが狭い。「シネマテークたかさき」や「高崎電気館」がある街なのだから、もっと拡充すべし。当然、『80年代90年代、新しい日本映画の始まりと終わりーその裏側』(山田耕大×高鳥都・かや書房)は影も形も(よくここまで最低最悪な書名が浮かんだもの)。代わりに「高崎電気館」のカラー写真が口絵巻頭に配された、『百年映画館』(藤井克郎・草思社)を。著者略歴で『夕刊フジ』の発行元が、フジ新聞社だったのだと初めて知った。昨日帰りに乗った上信線は、西武池袋線の中古と思われる車両だった。

 

 アメションパンパンタカイチ。国会出席をサボるだけでなく、キシャクラブのヤラセ記者会見にさえロクに応じてないと。首相官邸に引きこもり、大鏡の前で特訓してるのだろう。抱き着き、手握り、腰くねくね、バッグ振り振りストリップ、決め色目の使い方、遅刻の誤魔化し術等を。そういうこた自分ちの風呂場でやって欲しいが、65歳の詐欺ペテン師露出狂婆さんに今さら説教しても無駄。議員宿舎でコッソリとオマンコしてたらしい文部大臣。世界中にパンパン芸を堂々と披露したアメション総理に比べりゃ、人格者に見えて来る(一応は羞恥心が)。歴代群馬県知事にも、官舎で愛人といたしてたらしい絶倫老人が。うらやましいドスケベ野郎だが、朝鮮人慰霊碑破壊の日本一のヘイト知事、山本一太よりはるかにまともだった。一太。外国人チクリ奨励制度を茨城県知事に先行導入されたのが悔しくて、泳ぎ眼から濁った涙ポロポロかな。

 

 功成り遂げた芸術派漫画家が長寿をまっとうしたが、古本は全然売れない。「くまざわ書店」高崎駅構内店はちくま文庫の既刊分を大量に面出し。他人事ながら結果が心配に。三島由紀夫のように腹や首を切ったり切られたり、あるいは西村賢太のように早逝しない限り、人々は財布を開かないのだ。要するに大衆からから見て、ある種の”不幸極まる部分”がないと無関心。分かるよ何となく。満たされた人々って、どっから見てもピンからキリまで退屈だもの。