バンコクの結婚式 | 南国のそよ風に吹かれて♪

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2011年6月からタイのバンコクで暮らしている主婦です。
夫と小学生の子ども二人との生活をつづります。

2013年2月ブログを引っ越しました。
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先日、夫の会社の方(タイ人)の結婚式に

家族で出席しました。


会場となったのはホテルの宴会場。

とてもキレイでゴージャスな雰囲気でした。

日本の披露宴会場と同じ感じ。




披露宴会場の前のホールには

日本と同じような受付があって

その横にはウエディングドレスとタキシードの新郎新婦がスタンバイしています。

周りには、日本ではあまり見かけないロングドレスを着た女性も多く、とても華やかな雰囲気。




招待客は会場に入る前にそこで

新郎新婦にお祝いの言葉を伝えることが出来ます。

タイ語でおめでとうございますは

「インディー ドゥアイ ナ カ」

調べておいたんだけど

ドキドキしたのとタイミングをつかめなくて言えなかった~。残念!


そして一緒に写真撮影。そして会場へ。


日本のように席がしっかり決まっているわけではなく

テーブルごとに会社、親戚、友人とざっくり分けてあるようです。


私たちは[会社(JPN)]と表示してある席へ。

座るなり飲み物を聞かれます。

まだ新郎新婦が入っていないのに、

飲み食いは始まっているみたいです。


じゃあ、とりあえずビール・・・

あれ?ビールないの?そういえば飲んでいる人はいない・・・

お酒といえばうすーいウイスキーの水割りだけみたい。

披露宴にはビールがつき物という固定観念が崩れます。


料理もどんどん出てきます。

円卓の中心にまわるテーブルがあって

各自取り分けるスタイルでした。


料理は中華料理が中心でとても美味しかったです。


料理がすすんできたところで

やっと新郎新婦入場。


新郎新婦の席はなく、

二人はステージに立ちっぱなしのようです。


新郎新婦と両親がステージに揃い、

招待客への挨拶、

両親から新郎新婦へお祝いの言葉が送られます。


タイ語で何を言っているのかは分からないけど、

花嫁が涙ぐんでいるのをみてジーン・・・


その後ステージを降りて、

なにやら儀式のようなもの(私の席からは良く見えなかった・・・)

が行われていました。


それから新郎新婦は祖父母の席へ移動。

新郎新婦はひざまづいて祖父母さんたちからの言葉を聞いていました。


タイ人は家族を大切にするって言うけど、

それがこういう場面でも現れているなあと感じました。


その後来賓からの挨拶、乾杯。

ケーキカット、ブーケトスが続き、

披露宴はお開きになりました。




余興もお色直しもないのがちょっと不思議な感じだったけど、

気軽な雰囲気で参加できてよかったです。


今回の新郎新婦は職場結婚だったので

夫の会社の人が沢山来ていました。


代わる代わる私たちの席に来て

子どもたちに声をかけてくれました。


「サワディー カー」

「チュー アライ カ?」(お名前は?)

と聞かれ、子どもたちは

「チャン チュー (娘の名) カ」

「ポム チュー (息子の名) カップ」

と、ちゃんと答えることが出来ました。


最後に私たちのところに貫禄のある男の人がにこにこ近づいてきました。

夫が「この人はオレの直属の上司・・・」

え!この方が今の上司さんなのね・・・

ところでタイ人?日本人?微妙な感じ。

とりあえずワイ(合掌)?おじぎ?どっちだ???


ええい! タイ人の多いテーブルから来たからタイ人だろう!

ととっさにワイをしたら、正解。タイ人の方でした。


上司も、同僚もタイ人が多いんだなあ・・・(あたりまえだけど)

日本人だらけのマンションでろくにタイ語も使わずに暮らしている私とはずいぶん違う環境にいるんだなあ。

夫、がんばっているなあ・・・えらいなあ・・・



華やかな雰囲気の中、いろんなことを考えさせられたひと時でした。

まるで夢の中にいたようで、帰ってからも頭がふわふわしていました。