ダークサイド・ムーンの感想 その3 | 米俵三兄弟

米俵三兄弟

管理人「三郎」の日々と趣味についてつらつら語るブログです。たまに玩具レビュー。

公開から早いものでもう一週間経ちました。

もう見に行った方やまだの方もいらっしゃると思います。

まだ見に行って無い方や、2Dでしか見ていない方は是非3Dでご覧になることをお薦めします;

一般では吹き替えではなく字幕の方が良いと言われていますが、これは個人の好みで・・・

私は玄田コンボイを見たかったので吹き替えで見ました。

もしかしたら吹き替えで見たら「ファン失格」なんて言われる?

今回はあるキャラについての個人的感想です。

映画を見た直後と一時立った後では見方が変わりますからね;

ネタバレを含むので以下伏せ字

あるキャラとはずばり今作のキーキャラクター:センチネル・プライム


映画を見たファンの感想を見る限り彼の人気は映画に登場したキャラの中で最底辺のようです(爆)

ぶっちゃけ私も嫌いです;

でも本当に彼はそこまで嫌われるような事をしたのでしょうか?


まず彼を一言で言い表すとずばり「裏切り者」です。

TFではよくあることですが、オトボで裏切り者は珍しい・・・かな?


彼がオートボットを裏切った理由はただ一つ、サイバトロン星を救いたかった。それだけです。

それ自体は素晴らしいことであり、この行動も理解できなくはないです;

でも映画を見ると「身勝手で一番悪い奴」に見えます。

というか映画見た人はそうしか取れないと思いました;


しかし彼の行動をただの身勝手で済ませて良いのでしょうか?

思えばG1でもコンボイはメガトロンに「地球とセイバートロンのどちらを取るか?」と言われ

苦渋の決断の末セイバートロンを取りました;

TFにとってあの星は生まれ故郷でありそもそも自分たちの産みの親でもあるわけですから;


地球人が逆の立場なら、おそらく地球を取ると思います;

そしたら我々もTF達から身勝手だと罵られでしょうね。




さらに気になるのはオプティマス・プライムのセリフ

「あなたは私を裏切ったのではない、自分を裏切ったのだ」

これの意味をずっと考えてたんですが、私は一つの解釈にたどり着きました;


映画の序盤、センチネルは地球を「素晴らしい星」だと賞賛します。

おそらくこれは彼の本音だと思います。


さらにアイアンハイドを撃ち殺した時、何度も謝っていました;

まぁ裏切ったんだから詫びの一つくらい入れるのが当然(?)ですが、彼の場合オートボットを裏切るのは本当に辛かったんだと思います。

その割にはプライムのこと殺る気満々でしたが、当のプライムもセンチネルのこと殺る気満々だったのでおあいこということで(何


まぁそれは良いとして、本当は裏切りたくはないし地球を滅ぼしたくも無かった;

それが本音だったんだろうな・・・・

そう思ってた自分を裏切った、と私は解釈してます。


小説とか見るとまた考えが変わるんだろうと思います;

あと、これは私個人の解釈です。間違ってたりしたら容赦ない突っ込みを;



余談ですが、他の方の感想を読むとどうやら嫌われている理由は裏切りより

むしろアイアンハイドを撃ち殺したことが原因みたいですね;

確かにもっとアイアンハイドの活躍は見たかったし、スワイプとのコンビも見たかった;

アイアンハイドじゃなくてラチェットにすれば;


私自身もそれが一番・・・かな?

敵との戦いで戦死するならまだしも、裏切り者に後ろから撃たれるとは;

アイアンハイド・・・(´;ω;`)


要するに彼の裏切りは特別嫌悪されるものでは無いでしょうし、実際そうだってことですね;

見た直後と意見が変わってるところがあると思いますが、時間の経過で考えが変わったってことです、はい;

とりあえず軽いネタバレですが結構鬱入ってます。TFに思い入れのあるファンなら特に;

鬱になったときは俺G1を見るんだ・・・(シメ)