八幡平市クマ牧場から
移送された2歳の雌ヒグマが


7月20日
死亡が確認された


このヒグマは事件以来
阿仁へ移送されるまで


福島のくまんちさんと共に
送り続けた
クマフードで育った子熊だ


八幡平クマ牧場の
悲しい事件以来


毎月4万円前後の
クマフードを送り続けている


感謝状が来たものの


協議会は


今くまんちさんの意見を
聞く必要はないと


言ったそうだ


動物福祉がそっちのけの
阿仁クマ牧場


私達は死んだ子熊を
トッチと名付けていた


当時八幡平には
2頭の子ヒグマがいて


この2頭だけが
くまんちさんの送った
高栄養のクマフードで育った


クマフードは高価だから
県では買えないのだ


5月に会った時には
元気だったのに


10月に
また会えるはずだった


残念でならない


『秋田さきがけ 2014.7.23』
より抜粋

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下は今年5月の写真
阿仁クマ牧場にて

八幡平での名前は
とっち(左)とつつじ

亡くなったのはとっち

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とっちごめん…

救えなくてごめん…

天国ではお母さんと
安心して暮らせるよ

きっとまた会おう

ずっと一緒だったつつじを
守ってね

合掌…





私達の気持ちは

秋田県の担当者には
届かなかった


我が家は毎月7千円を
クマフードに変えて

くまんちさんから
秋田県動物管理センターへ送っていただいている


毎月7千円の寄付は
我が家では大金


欲しい物も買わず
やっとこ捻出している



2頭の子ヒグマの
終生を見守る覚悟で
支援を始めた


だから移送後も
続けている


続けていれば
いつか

私達の声に
耳を傾けてくれるだろう


そんな思いで
必死に続けてきた


それが




私達の
意見を聞く必要はないナゾの人


我が区では
あり得ないことだ


人の血が
通っているのだろうか


既にオープンしてしまい


今聞かないで
いつ聞くのだ


動物福祉そっちのけの管理で

バタバタ死んでいるのに



移送後も
ご支援お願いしますと
言われたと聞いた



あんた達の話は聞かないけど
その高い餌は貰いたいね

と…

私には聞こえる



それと
心配がもう一つ


ツキノワグマブースの
売店で販売されるおやつには
絶対使用しないと

約束してくれたが


実際はどうなのか…


来園者がおやつを
ツキノワグマに投げると


ケンカが勃発し
弱い熊は血だらけになる


だから
私達はこのシステムに
大反対している


なので

支援したクマフードは
絶対にグー

これには使用して欲しくないプンプン


このおやつの売上が
熊達の餌代になっているが


ケンカは問題外

長年にわたり
見て見ぬふりをしているのは

虐待ではないのか


来園者は
そんなもの見たくない


人として

道理に外れている


こんなこと

この地域の若者たちが

受け継いでいくのかと思うと

ゾッとする