八幡平の熊が
阿仁熊牧場へ移送されたので


新設されたヒグマの施設を
見に行ってきました


こちら側は元々あった
ツキノワグマの施設ですね

文字の下の檻に
ツキノワグマがいました


文字の上が
ツキノワグマの
放飼場になっています


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200円で
クマペレットを買い
投げてやると

いきなり
デカいツキノワグマが

ただ傍にいた
細いツキノワの首に噛みつき

血がにじむまで
離しませんでした


こ、こんなんでいいのか?

牧場の大切な収入源である
このオヤツ


熊達がオヤツ欲しさに
おどけたポーズをとる


これが熊牧場の売りなのだ

しかし…

オヤツを投げる行為で
ケンカが勃発し

知っていながら続ければ
虐待だ


こんな危険なものは
直ぐに廃止すべきだ


可哀想なので
オヤツを投げるのはやめて


新設された
ヒグマの施設へ行きました

まだ放飼場は出来てない模様


一般公開は7月

間に合うのか…?


施設の中は
こんな感じでした


八幡平から来たヒグマ達です


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暗い…



外も見えないし
光りも入ってない
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この部屋も暗い…
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アッペン食べてます
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このこはどうしたのか…

右目が反転し見えてない模様

倒れたまま
左目でこちらを見ています

とても悲しそうな目です

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個別なのでケンカは無いし

環境が変わった途端
同じ状態になった動物を
介護したことがあるが…


だからとても心配だ

餌は食べてるのか…?

八幡平ではせめて
空は見えていたくもり晴れ

ここは壁しか見えない…


ヒグマの放飼場が出来ても

外に出られるのは
3頭ずつで


1週間に1度しか
ここから出られない計算だ


予定されていた施設と
全然違う


動物福祉はどこに…


部屋(?)の床は
傾斜が無く
排水溝は浅く

水捌けが悪い…


どんぐりの殻が詰まるので
与えられないそう


飼育員さんは
熊にとても優しい方だ

少人数で管理している
飼育員さんが
気の毒に思える


増員しないと
十分な管理は出来ないと思う


外の景色が見えるのは
3部屋だけ

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他のヒグマは
コンクリートの壁しか
見えない


個人的感想では
的外れな施設で
生き地獄のようだ



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ツキノワグマについても


人間の都合で
箱に閉じ込めた以上


弱い個体こそ守るのが
管理者の責任


弱肉強食は野性下の話だ


子ども達の
命の教育に繋がるような

動物福祉に寄り添う
優しい施設に変えて欲しい


1歳ちょっとの
ツキノワの子熊達が数等いる


販売されている
オヤツを欲しがり

鉄格子の間から
かわいい手を出してくる

もう必死で
出来る限り伸ばしてくる

やむなく
販売されていたオヤツやった


ケンカが勃発


兄弟ゲンカは
した方がいいが

逃げ場かないこの場所で
餌の奪い合いは
させるべきではない

小さな熊達が
可哀想だった…



今年は
子熊が産まれないために


代わりに

うさぎの親子が
飼育されていた


この子うさぎ達も
すぐ大人になるはず……



この牧場から動物福祉は
全く感じられない