公園には
二羽
にわとりがいた

いたショック!

当時は何しろ不衛生で
色んな生き物がゴッチャゴチャ

その中に
負傷病気うさぎさんも
14頭

ボラさんが入り
医療や里親のシステムを作った

役所の言い分は
『一般の人への譲渡禁止』

ボラさん
『なんだと長音記号1おまいら
死ぬのを待っとるのかプンプン
すごむグー
すごむパンチ!

それで今は
うさぎ2頭とその他少々

わたくしは当時
にわとり担当だった

『カイセン病』で歩けない雄鶏

近くの運送屋に頼んで
犬キャリーに入れて通院した

綺麗な女医さんに
『カルテ作るので
このこの名前は?』


『ま、マンボ~にします』
何となくわかるかしら…

一年の通院でカイセンも落ち着いた
ある大晦日

倒れた

年末の挨拶に
小屋を覗いて見つけた

夫がコートの内側に抱き
車で夜間動物病院へ

一度は息を吹き返し
頭を持ち上げたけど
だめだった

夫が『家に連れて帰ろう』
3日後
霊園で火葬
お骨は引き取った

この時大阪から緊急連絡

祖母が施設で
肋骨骨折の大ケガ

同じ日にだよ

マンボーが
身代わりになったと思った

大切にしてもらったと
感じてくれてたのかな


一年後に亡くなった
愛妻の『姫ちゃん』と
仲良く並ぶ2つの骨壺

我が家の
姿の見えない家族