子どもとゲームや腕相撲などをした時に、わざと負けてあげること
あるよね?
昨日テレビで、そういう場面があって、
「自信をもたせるために」そうやってわざと負ける=ついてもいい嘘
みたいな感じでね。

わたしね、なかなかそれができないんです・・・


自分が子どもだからかな。いつもあからさまな手抜きはしないで、やってて、
子どもがずるをして自分を勝たせるのが嫌で、ゲームもあんまり相手した
くなかったり(^^;)

昨日寝る前に、子どもが、
「文句ばっかり言わないで、もっといっぱい褒めてよ~」と言って、
いっぱいいいとこ、言ってもっと言って~って甘えてきました。

ああ、わたしは特に家族をほめてこなかったな、って気づいたよ。

もちろん、自分の事も今まで全然ほめてなんかこなかったし、
ずっと「責める」という方向にベクトルが向いてたから・・・


家族以外だったら、ステキな部分って見えやすいよね。
人のいいところ見つけるの結構得意だよ~(^^)

でもこと家族となると、一気にわからなくなる。ずっと一緒にいるから
余計なのかなあ。自分のこととなると、なおさらだったりね。

こうなりたいっていう理想と今の自分を比べているのかもしれないね。
家族のことも。
そうなりたいという部分を他人に見いだすことは結構やりやすいね。
だから、そういうステキな人が不思議といっぱい周りにいてくれたり。
そういう部分が欠けてる自分や家族を見ると、欠けた部分がより
くっきりと見えて、こうじゃない!って比べてしまうのかもしれないな。

あんまり普通じゃない家族なのだけど(^^;)普通こうだろ、って枠に
はめようと無意識にしているのかなあ~なんても思った。

ありのままの自分を認めて受け入れて愛してあげようって決めたように、
家族にもそうしてありのままの家族を受け入れてあげなきゃなあ~って。

この前、宇宙まんに、「旦那さんのことをもっとたててあげて」
って言われたの。
その時は、どうしていったらいいのか、さっぱりわからなかった(苦笑)

ちょっとずつそれも見えてきてるのかな。

わたしね、性格なのかな。心にないことを口に出すってことが
すごく苦手なの。
だから私の言葉は、いつも何も裏がなくてストレート。
聞く人の心にぐっさり突き刺さることも、きっとあるよね。

お世辞おべっか、口車が得意な人がほんとにうらやましく
思ったな。


でもね、それは視点を変えてみれば、人をほめるときには
うそじゃない、ホントの言葉として届けることもできるってこと
だよね。長所にもなりえる。

「この子は裏表ない子だから」って学生の頃、友人に紹介された
ことがあってね、自分では自覚なかったから、そうだったんだ~って
思ってね。素直に褒め言葉として受け取って嬉しかったな。

ストレートな言葉が時に人を傷つけるって知ってたから、
なるべくね、外では出さないようにしようって引っ込めて来たの。
でも、家の中ではそのブレーキが外れるね。
だから、容赦ない。家族に対して。

愛情はいっぱいあるはずなのにね。
無意識に攻撃しているのかな。

かめ吉ちゃんがね、すっごく褒め上手でね。
初めて会ったときに、お茶してて、
「響子さんの声、すごく素敵」って褒めてくれたの。

わたしね、声フェチだし、耳から聞こえてくるものにたいして
敏感だったりするから、自分の声って自分の内側から聞こえる
でしょう?それが今まですごく嫌いだったの。好きな声からは
すごくかけ離れてて。
でも、かめ吉ちゃんは、そうやって顔とか人柄よりもまず
声を褒めてくれて、ビックリしたんだ~~!!

こんなこともあるんだなって。
新鮮だったよ(^^)


上手く気持ちがまとまらないけど、

自分の中の理想とは、これからは比べることはしないように
しようって思った。
くらべてどうこうではなくって、その小さな出来事ひとつひとつを
みつめて、いいなと思ったことはどんどん口に出していこうって。

「そのままでいい」って言ってもらえたら、みんな楽になるもんね。


みんなに見る素晴らしさを、自分の中にも家族の中にもみつけて
いけたらいいな♪