こんにちは。

mizukiですニコニコさくらんぼ



    

中学2年生 支援級在籍

軽度知的障害(IQ50〜69)

ケーくんと、

姉のネー子、パパとの静かな日常

を書いていますスター


ケーくんは、

中1の秋から不登校気味。

躁うつ症状に悩まされながらも

成長を見守っています。





つづきです。


※内容は大筋は変えずに
フェイクを入れています。




カウンセラー不在の
スクールカウンセリングルーム。


そこに集まったのは、
わたしと担任、心理士の平先生、
そして同席の今井さん。

4人での時間が始まりました。



心理士さんが、
作ってくださったアジェンダを元に
進行をしていきます。


その姿は、

控えめながら 

 学校への敬意と、保護者への

温かい配慮が感じられ、


さすがだなぁ、と思いました。



静かに始まった面談のテーマは

「本人が活き活きと
学校へ通えるように応援する」

というものでした。



以前から感じていましたが、

心理士さんは

これまで私が、  
「学校は知的障害の子どもの対応を
知らないのでは?」と
かなり率直な不満を伝えても、

 常に冷静でした。


学校の立場も尊重しながら、
順を追って慎重に話を聞く。



まずは、学校。

次に保護者。

そして
その上で検討し、

最後に専門職としての
見解やアドバイスを伝える。


そういった実りのある時間にしたい

という意志が見えました。




その流れが見えたとき

わたしは気持ちが
スッと落ち着きました。



「自分だけが
変なことを言っているのではないか?
理不尽なことで
騒ぎ立てているのではないか?」

という不安が常にありましたが、


この人はそれも含めて

きっと
公平に見てくれる。

だから、
ありのままを

もう一度伝えよう。



(…散々、伝えてるけどね!)
そう思う自分も
一旦、脇へ置けました。






私も緊張していたと
思うけれど、

担任も肩に力が入って
顔がこわばっていました。


事務員さんがお茶を
運んでくれました。

けれど、
誰も手を付けようとしません。




これまでの
ケーくんの状態を確認した後、



「ではまず、学校の方で
大切にしていることを
教えてもらえますか?」


心理士さんが尋ねると

皆が担任の方を向きました。







つづきます。






今日も気長ににっこり



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