こんにちは。
mizukiです
中学2年生 支援級在籍
軽度知的障害(IQ50〜69)
ケーくんと、
姉のネー子、パパとの静かな日常
を書いています
ケーくんは、
中1の秋から不登校気味。
躁うつ症状に悩まされながらも
成長を見守っています。
躁とうつの
シーソーを
繰り返すようになってから
ケーくんは今までの生活が
できなくなりました。
特に、
・料理の手伝い
・買い物の手伝い
ができなくなりました。
普段のケーくんには
普通に話が通じるので
指示がきけるし、
談笑しながら
手仕事ができました。
けれども、いま、
躁の時は、
そわそわして我慢がきかず
注意を向けさせるだけで
こちらが疲弊するので
声をかけられません。
うつの時は、
全てに自信がないので、
ビクビクして
卵を割ることもできません。
小さな頃のケーくんは、
キッチンが好きで
おやつは自分で作っていました。
冬は、
ビスケットにマシュマロを載せて
トースターで焼く。
夏は
かき氷を自分で削って
シロップを掛けて楽しむ。
料理番組を見ては、
「次はあれやりたい!」
と言って目を輝かせ、
かき氷機が欲しいだの、
ジュースを作りたいから
ブレンダーが欲しいだの、
道具を欲しがるのは
パパと一緒でした。
買い物も、
慣れた近所には
一人で行っていました。
今は、
新しいことに挑戦することは
少し、できなくなりました。
『他人と比べるのではなく、
過去の自分より成長したかどうか』
そんな言葉をよく聞くけれど、
ケーくんの成長は、
他の何ものとも
比べられません。
ただ、今日の状態で
今、できることを
やるだけです。
『以前はできた』とか
『できたから、次は…』とか
そういうルートにはいないし、
そういう時間軸も
ケーくんにはありません。
積み上げは大切だけど、
それは、
こちらの都合で
やってもらっているのです。
世の中の多くの人の
基準で見てはいけない。
どんな言葉も、アドバイスも、
一旦疑わなければいけない。
それが本当にケーくんに
合っているのかどうか。
ケーくんは、
誰の、何とも
比べてはいけないんだと
つくづく思う今日この頃です。
私は、ただ
目の前の君だけ
見つめて、
『今日』の君を
応援する。
そんな強い自分でいたい。
今日もぼちぼち



