こんにちは。
mizukiですニコニコさくらんぼ
    


    

中学3年生 支援級在籍

軽度知的障害(IQ50〜69)

ケーくんと、


姉のネー子、パパとの静かな日常

を書いていますスター


ケーくんは、

中1の秋から不登校気味。

躁うつ症状に悩まされながらも

成長を見守っています。





今回は、愚痴です。

毒吐きです。


おばけ


わたしは教育や公務には

信頼を寄せている方だと思う。


でも、ケーくんを見てきて

声にすることが必要なときも

あるんだと思った。


だから、

忘れないように書いておきたい。

自分の中に渦巻く

嫌な感情を。


中3の秋の面談でのことです。



花


ここまでに
何度も何度も
伝えてきた

けれども、担任のイージーミスが
無くならない

声がけ忘れ
(一人だけ忘れ物)

時間の記載漏れ
(下校時刻が度々違う)

持ち帰り忘れ
(制服を学校に忘れた日も!)

すれ違い
(三者面談なのに下校させたり)


等々、
つまり
確認不足 連絡不足


きっと、軽く考えているんだろう

忙しい日常の中の些細なミスだ、と


それは、面談のときに分かる


複数人の先生の立ち会いのもと
話し合いが行われた

支援級の面談は普通は教員が2人です
齟齬がないようにもう一人、別の先生が
記録係としていてくれます

それが今回は、
これまで色々とあったからか
先生が3人…

こちらとしては、
より多くの人に聞いてもらえるので
ありがたいけれど、
そのメンバーにも
やや複雑な気持ち


意を決して、
事前にお伝えした
イージーミスや、
対応や希望を何度もスルーされた事実を
一つずつ
確認していく

そして、最後に、
担任の対応に
なぜ困っているのかを淡々と

はっきりと、伝えた


あーそうですね、
そんなこともありますね、
というように聞いていた担任は、

わたしの話を最後まで聞くと

ハッとした顔をし、、、


固まった


表情も動きも止まって、
座ったまま、だた佇む

返答もなく
身動きもしない



ちなみに電話口でもそうで
返答に困ると、
沈黙しフリーズしてしまう




隣にいた先生は、
私からの一連の話を聞いて

申し訳ない、という表情で
チラチラと担任を見ていた


凝視
沈黙の中で
私の想像力が働く

あの担任はいま、
「しまった…!!」
「やばい!」
そう、思っているんだろうな

普段、先生方が
子どもたちにしていることを
再現しているみたいだ

別の面談で担任が言っていた言葉
「一度失敗させて、自分で気づいてもらうんですよ」

子どもに
しまった!と思わせて、
謝らせる

そして、謝罪の仕方ばかりを教える
「ほら、ケータぁ!!そういうときはどうするのー?」
「…申し訳ありませんでした」

そうやって
責められるのを待つように
沈黙している担任に

わたしは、
怒りません
責めません
謝罪も要求しません

だって、わたしは
ケーくんに対してもしないもの


あなたはケーくんと同じ

だから、よく分かる
本当によく分かる

なぜ止まってしまうのか、
なぜ何度も同じ失敗をして、

弊害が出て困ることだと伝えても
それでもなお改善しようとせず、
平気で繰り返す

話を理解しようとせず、
とにかく謝れば水に流せると思っている


連絡帳には連日、
すみませんでした、の文字ばかり


そもそも謝罪ってさ、
自分のためにあるものだと思うの

それはさ、
お葬式が
生きている人のためにあるのと
同じようなものだと思うの


ケーくんを育てていなかったら
なぜ、そうなのか
理解してあげられなかっただろうと思う


けれどもね、
あなたはミスすることも
謝ることも、
もう慣れっこで
流れ作業だとしても、

ケーくんの中では
毎回、一つ一つが
ショックを受けて
不安でたまらないんだよ

凝視




なんとも言えない沈黙の後、


隣のT先生が助け舟を出した


(T先生)
…あの〜、それはですね、
こういうことだったのだと思います。
これに関しては
今後はこうしていきますので、
いかがでしょうか。


(mizuki)
そうですね、
それならお互いに確認が取れて良いと思います。よろしくお願いします。


(T先生)
では、先生、ね、
あれを毎週もちかえってもらって、ね?


(担任)
あー、はい…。



ロボットのようにぎこちない担任

その後は、
他のすべての対策についても
T先生や同席の主任のアドバイスのもと
具体的な取り決めが
されていき

結果的には
実りのある面談になった



花


ケーくんはさ、
担任のあなたから
何かを教わりたいわけじゃない
指導を受けたいわけじゃない

ただ、自分のままで
安心して付き合える優しい仲間と
自然に過ごしたいだけ




きっと、あの担任には
この先もずっと分からないのだろう


指導することこそが
正義だと思っているから


あれができない、
これが足りない、
規定通り
できるようにしよう、
やる気がないやつはダメだ、
訓練しよう、
頑張らせよう、
萎えるのは本人の弱さだ、




そうじゃなくて、

ケーくんは、
ゆっくりと成長するのを
待ってくれる仲間の中で
ただ笑顔で
自然に生きたいんだよ


それが彼の学び
ということ


違う価値観を
ケーくんが持っているということ



指導という言葉を盾に
それぞれが持つ
別の価値観や視点を
なかったとこにして、

考えようとも
気づこうともしないんだ



花


担任に関しては
この時に本当の意味で
諦めがつきました


でも、
ケーくんの環境については
諦めず
動いていきます









気長にいこう大あくび



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