こんにちは。
mizukiです



中学3年生 支援級在籍
軽度知的障害(IQ50〜69)
ケーくんと、
姉のネー子、パパとの静かな日常
を書いています
ケーくんは、
中1の秋から不登校気味。
躁うつ症状に悩まされながらも
成長を見守っています。
何個もの下書きが、
このタイトルでありました💦
「リスペクトしてますか」

「尊厳」なんて難しい言葉だけど
ケータと暮らしていて
度々感じることがある
同じ人間として、
あの人はこの子のことを
尊敬してくれているだろうか
(主任)

「えー!!ケータちゃぁーん!
すっげーっじゃーん!!」
参観日に、
教室内に響き渡る声。
プリントを
半分に折れたときに
された対応。

連絡帳で何度も伝えたこと。
・本人が気になるようなので
「ちゃん」呼びをやめてほしい
・大きな音は苦手だし、
一人だけ特別なことも嫌がるので、
褒めるのも注意をするのも
家では基本的にこっそりと伝えている。
大きな声での注意や
一人だけ大袈裟に褒めることは、
刺激としてハイテンションのきっかけにもなるので
「今のは良くないよ。◯◯しよう」
「良く出来てるよ」
などと目を見て一言、
優しく伝えるだけで大丈夫です。
支援級の全教員で
共有すると言ってくれたけど
主任には
共有されてないのかな。


「ボクは男だし、なんで「ちゃん」を付けて
呼ばれるのかな?他の子には「さん」と呼ぶのに、ボクだけなんでかな。嫌だな。」
別の日には、こんなことが。

「今日ねー、帰りの会で褒められたー!」

「そうなの。何をして褒められたの?」

「んー…なんだと思う〜?
…なんでだっけ??
また、ケータちゃーん!
すっごいじゃーん!て。
なんで、ちゃんて言われるの??」
…
ケータは確かに
難しいことは分からなくて
怖いこと、怒った顔=嫌なこと
優しいこと、笑った顔=良いこと
朝のことは忘れて、
直前のことしか覚えていなかったり。
けれど、
自尊心はしっかりあるし、
思いやりはあるし、
優しさだって知っている。
言葉にできなくても、
行動に移せなくても、
肌で感じていることは
とても多い。
あの人は、
人より出来ないこの子に対して、
その存在を、
同じ人間として同等と
認めてくれているだろうか。
…
だから、
接し方を
変えてほしい。
忘れやすい
朝に怒って
帰宅する直前に
大袈裟に褒めるのは
やめてほしい。
大切にされているか、
尊重されているか、
そうでないか、
理解はしなくても、
肌で感じているんだよ。
本気で褒められて
本当に嬉しかった事は
あの子だって
後々まで
きちんと覚えているんだよ。
そんな事を
度々、感じていた
3年間。
気長にいこう